先に撃ったのはJFKなのか?
ぶっ飛んだジョークが最高だ。


1982年、NASAは宇宙へ向けて友好メッセージとしてタイムカプセルならぬスペースカプセルを打ち上げた。
そのなかで当時大流行していたパックマン、ギャラガ、ドンキーコング、アルカノイドなどのゲーム大会の映像ビデオもいっしょに。
そして現在、スペースカプセルを受け取ったエイリアンは宣戦布告と誤解し、地球侵略に乗り出した。
エイリアンはギャラガやアルカノイドのキャラで米軍基地やインドを襲撃、触れたものをピクセル化する謎の兵器にまるで歯が立たない大統領ケヴィン(ウィル・クーパー)は少年時代の親友のオタク仲間サム・ブレナー(アダム・サンドラー)、ラドロー(ジョシュ・ギャッド)、エディ(ピーター・ディンクレイジ)を集めゲームのスゴ技で対抗する。


登場するのは昔懐かしいゲームばかり。
確かにあんなゲームあったな。
昔はドット絵で描いてたから拡大したら何を描いてるのかよくわからん絵になってたな。
といっても、そんなにゲームをしたわけじゃなくどんなゲームも一面クリアすらほとんどできないんで、ゲームにはそんなに思い入れがないんだけどね。
いや懐かしい、オープニングの音楽はチープ・トリックだしセンス抜群だな。

しかしこういう映画が成り立つんだ?
劇場では笑いも起こってた楽しさだけど、こういうのを大金かけてつくるハリウッドってすげぇ。
アダム・サンドラーはさすがの話芸で安定の面白さ、ウィル・クーパーは映画史上最もふざけた大統領だったな。
ミシェル・モナハンのコメディエンヌぶりにはちょっと驚いた。


おそらくこの映画を心から楽しめるのは限られた層なんだろう。
しかし、デジタル・ノスタルジーとでもいえばいいのか、肩の力を抜いて楽しめる作品。
違うゲームをフィーチャーして続編作られるんだろうな。


  鑑賞データ:劇場

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