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12月10日 午前11時30分より STVラジオで
北海道百年物語
石北線建設秘話「かぼちゃ団体」が放送されます。
ご視聴ください。耳


2015年10月。(当時:ふるさと銀河線応援ネットワーク)
ぶらりえんがるの旅「びっくり」と「なるほど」を訪ねる。セミナーを
開催しました。
遠軽郷土館を訪問し、開拓使を学びました。
その中での「かぼちゃ団体」についてのお話
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かぼちゃ団体の陳情
 大正13年、政府は石北線敷設工事を延期することを決定しました。
 これに驚愕した自発的参加を申し出た有志で結成した「陳情団」52名
 は、かぼちゃの弁当を腰に下げて請願活動を繰り返しました。
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「貧しい農民は、鉄道がなければ安い米が食べられない。交通が不便な
ために輸送費がかさみ農家の経済が圧迫されるため、毎日かぼちゃばかりを食べてしのいでいる。鉄道が開通すれば米も食べられる」と
彼らは切々と政府に訴えました。団員たちは感極まって男泣きに泣いたのです。悲痛なまでの熱意に大臣が心を動かされ、警備の警察官ももらい泣きしたものです。この様子は東京中の新聞や雑誌に取り上げられ
「石北線敷設工事開始賛成」は世論となりました

そして、請願活動が実を結び
大正14年9月。遠軽~丸瀬布間の鉄道敷設を認可。
同年11月、石北線最初の工事開始。
昭和2年、遠軽~丸瀬布間開通。
昭和4年、丸瀬布~下白滝間。下白滝~白滝。上川~中越間が
開通。
そして、昭和7年、ついに石北線全線開通を達成しました!!
石北線全線開通は、この地域にとって計り知れない
利便をもたらしました。
石北線全線開通を勝ち取ったかぼちゃ団体の陳情は
オホーツクの歴史を変えたと言っても過言ではありません。

石北線が廃止になってしまったら、当然たまねぎ列車も通れません。
そうなったら首都圏の皆様にオホーツク地方の美味しい玉ねぎを
スムーズにお届けできなくなる可能性もあります。
首都圏の皆さんから
「石北線廃止反対」の世論 出てきて欲しいものです。

ラジオ放送「かぼちゃ団体」どうぞご視聴ください!