「鉄道の日」記念イベント
北見のおばば 追悼式・・ 平成26年10月12日
 
北見静心寮の中庭に建てられた北見のおばばの碑
昭和42年7月2日除幕
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本名 菊地トメさん。
22年間寮母を務めその間育てた寮生は1,000人
戦中戦後食料不足の時代に寮生の食糧確保のために尽す。
寮生はおばばと呼び、その徳を慕う。
国鉄寮母を顕彰した碑は全国唯一
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碑文
 三伏の夏日、炎熱の畠で寮生と一緒に馬鈴薯の草除りをやったおばば
吹雪の夜乗務から帰ってくると熱いいも粥を腹一杯食わせてくれたおばば
祝いの日にはどぶろくを作って飲ませてくれたおばば
いたずらが過ぎると雷のような声で怒鳴りつけるけれど、困ったときはいつも優しく助けの
手を貸してくれたおばば
時は流れたが静心寮の夕方の食堂のざわめきとおばばの胴間声が今も聞こえてくるようだ。
おばばの汗と温情で育ったわれわれは、みな元気で北海道の鉄道を守っています。
おばばよ、常呂川のほとり、北見の碧空の下で安らかに眠れ、そして国鉄と寮生を護られよ。