江戸と平成の所得格差を片付ける | 片付けがはかどる方法 外伝

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さらに片付けとは、
直接関連しないかもしれませんが
当隊が、皆様とシェアしたい情報などを公開です。

当時の時系列で書きますので
殆どが進行形です♪
タイムスリップして下さい(笑)


本所は相生町に塩原屋太助さんという
炭薪問屋(すみたきぎどんや)があります。

出世談で有名なあの塩原太助の二代目です。
年の頃は35、家族と奉公人の21人を抱え、
貸してる家作は17軒、財産は20,000両。

なぜ、このような情報が得られるかというと。
驚くなかれ、これ御公儀の調査資料なんですよ。

文政八(1825)年12月、勘定所の御用達を
頼める商人がいなくて困ってね。

かなりの財力がないと務まらない
大事なお役目なんです。

で、これと見込んだ富裕な商人13人を
リストアップして、さらに御公儀がこっそり
経営状態を調査したんですよ。

ってわけで江戸でも屈指の大商人の内証を
覗けるんですが、意外と地味でなんですね~。

奉公人の数は二十数人、家作は十数軒、
手持ちの資金はせいぜい
50,000両ってあたりが通り相場みたい。

大店だと、呉服の越後屋さんを
思い浮かべますが(今で言う三越)、

一店で300人もの奉公人を使ってる
あの繁盛ぶりは例外中の例外なんですね。

で、当時の江戸の商人の間の格差が
どれくらいか調べてみると。

もちろん、個々の商家が秘密にしてる
売上や儲けのデータなんぞありませんわ。

そこで御用金(ごようきん)に目を付けます。
御公儀に差し出す、いわば寄付金です。

御用金は儲かってる商人はたんまり数百両、
経営が苦しければ数十両と

なんと自分で金額を決められるんで、
各商人の稼ぎの規模を
ほぼ反映しているようなんですね。


そして4回の御用金、
のべで338軒分の数値から。

500両超えの大商人は
全体の人数の5%しかいないけど
金額では37%を占めます。

一方50両以下の小商人は43%を占めるけど
金額は12%に過ぎないといった具合です。

こういうデータの格差を測定できる、
うまい計算方法が異国にあります。

ジニ係数って言って、
0が完全平等、
1が格差最大、で今回は0.57となります。

当時のほどほどの数値です。
はるか150年も先の平成日本の所得格差が
奇しくも全く同じだそうです。(令和ではどうか)

ここで旗本・御家人22,842人の俸給の
ジニ係数を計算してみると、じつに0.85。
・・・格差社会ありです。

固定化した武家社会に比べて、
商人の世界は格差が小さかったのです。


日本国ソーリダイジン、
ちなみに経済政策コケコケだよね。
(いわゆるアベノミクス)

さくらを見る会で呆けていないで
国の設計図をしっかり描いて欲しいな。

現状江戸商人に負けているんだよ。

我々片付け隊は、常に貴方の
隣に寄り添い、片付けの方策を
伝え続けていきます。

これまでも、これからも。

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