片付け、はかどっています??
片付けを気張り過ぎると、少しばかり心に毒なので
当サイトでは、隊員のエピソード、こぼれ話
決して他人に伝えたくない恥部、
さらに片付けとは、
直接関連しないかもしれませんが
当隊が、皆様とシェアしたい情報などを公開です。
続きです。
日本酒を通じて、戦争、
そして戦後と闘い続けてきた男性がいます。
神亀(しんかめ)酒造(蓮田市)の
代表取締役、Oさん。
1987年、日本中の蔵で戦後初めて、
酒に醸造用アルコールを添加することをやめ、
全ての酒を純米で造った醸造所です。
コレって画期的なことなんですよ。
その半生は税務署との、
そして、本物の酒を求める闘いの連続でした。
日本酒の戦後を終わらせたい。
その思いを貫いてきた人生でしたな。
きっかけは約50年前、
東京農大の学生時代に恩師から聞いた言葉。
神亀の跡取りだったOさんは、
恩師が講義でこぼすのを聞いた。
娘が日本酒を飲まず、
白ワインばかり飲んでいると。
そして、こう言いました。
日本酒は混ぜ物だらけでまずい。
昔ながらの添加物がない純米酒に戻らないと、
ワインに負けて、なくなってしまう。
太平洋戦争中からの食糧難で、
国は清酒にサトウキビの搾りカスなどから造る
醸造用アルコールや糖類などを添加し、
酒の量を三倍程度に増やす
三倍増醸酒(三増酒)を認めました。
食糧難が落ち着いた後も、
国は酒税確保のため三増酒の製造を推奨。
酒蔵は税務署の指導で一定量を
三増酒にしなければならず、
酒造りの中心になってしまったのです。
大量にアルコール添加された酒はまずく、
二日酔いを招くとされ、日本酒離れを
加速させたとも言われる原因なのです。
本物の酒しか造らない、と決めたOさんは、
大学3年時に純米酒造りに挑戦。
ですが辛口の酒は三増酒の甘口全盛の時代に
『辛すぎる』『薄い』と酷評されてしまいます。
純米酒造りに詳しい人に数年間、
教えを請い、知識を得る事に。
最大の敵は税務署。
酒が売れず酒税を徴収できなくなることを懸念し、
書類をなかなか認めなかったり、
毎月帳簿検査に来たりする
嫌がらせを受けたとのこと。
”在庫があるなら酒を造るな”
”合併しろ”と言われたこともあると。
税務署、他にやることあるだろ、アホが。
慣習だった酒販店へのリベートにも反発。
値引き、という言葉が出たら即、取引をやめたと。
先代から続いてきた、約100件の得意先が、
2件しか残らなかった、と。
でも本人笑い飛ばしています、腹が太い。
圧力に屈せず、土地を処分して赤字を
埋合わせながら純米酒の割合を徐々に増やし、
リュックサックに一升瓶を3本入れて
全国の酒販店を巡回したんです。
酒造りの姿勢に共感する人は徐々に増え、
経営は好転。20年かけて、
1987年の全量純米化にこぎつけたのです。
今考えると、よく辛抱したな、と。
でも自分が闘わなかったら、
純米酒はなかったかもしれない、と。
米にもこだわる神亀の酒は、
しっかりとした味で燗(かん)をすると、
さらにうまみが花開きます♪
そんな純米酒を広めようと、
手法を他の蔵に教えるなどして、
2007年に”全量純米蔵を目指す会”を設立。
現在は21の蔵が名を連ね、純米酒をPR中。
実動約1,200とされる全国の蔵で、
全量純米の蔵は約50とも言われ、
信念は静かに広がっているのですよ。
闘いは、ノーサイドに近く成りつつあります。
Oさん、膵臓がんが見つかったのです。
ステージ4。肝臓へも転移し、治療を続行。
時間がなくて焦っている。自分が得たもの
すべてを伝えないと、と、娘婿さんらに
昔ながらの酒造りの手法を伝えています。
戦争はだめ。戦争が文化を全部壊してしまった。
壊された日本古来の文化を取戻す闘いを、
不屈の精神で続けています。続きます。
我々片付け隊は、常に貴方の
隣に寄り添い、片付けの方策を
伝え続けていきます。
これまでも、これからも。
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