自家がんワクチン療法の特集のお知らせ | 「あとは緩和」といわれたら

「あとは緩和」といわれたら

少量抗がん剤治療(がん休眠療法)で
元気に長生きを目指す ー

今月末発売の、『統合医療でがんに克つ』3月号の
自家がんワクチン療法の特集記事の一部を私が担当させて
頂きました.

 

 

自家がんワクチン療法では,ワクチン作成に

「生(なま)のがん組織」ではなく,ホルマリン固定標本

もしくはパラフィン包埋ブロック(写真参照下矢印)といった

「固定されたがん組織」を使用するのですが,

 

実のところ,

・なぜ固定された組織を使用するのか?

・固定された組織中の何ががん抗原として機能しているのか?

 そして,そのがん抗原は実用に足るものなのか?

・固定された組織を使用することで期待できる,免疫学的

 メリットは何か?

といっところは,医師もよくわかっていなかったりします.

 

つい最近でも,免疫療法を専門にしている医師から,

「固定組織で作ったワクチンってどうなんですかねぇ・・?

 (効くんですかねぇ・・のニュアンス)」

と言われたことがあるくらいです.

 

そこで今回,「自家がんワクチンはなぜホルマリン固定

標本を使用するのか?」という表題で記事を書きました.

 

本テーマについては「これ以上簡単に書くのは無理!」、

という文章に書き上げたつもりですので,

ご興味のある方はお目通しください.

 

 

【標本の固定とは】

 切除標本などの細胞形態,細胞の全体性,細胞構造を

 維持するための処置のことを「固定」といいます.

  固定することで、タンパク質分解酵素による細胞の

 自己融解や細胞サンプルの腐敗を防ぐことができます.

 

 

 
『統合医療でがんに克つ』2024年3月号
 VOL.189(2024年2月29日発行)
 
特集 実臨床に入った最新のがん免疫療法
 
・「自浄作用を最大限に生かす免疫療法の臨床」
  萬 憲彰 医療法人医新会 よろずクリニック 院長
 
・「自家がんワクチンによるがんのオーダーメイド
  治療法はここまで来た」
  大野 忠夫 セルメディシン株式会社代表取締役
  社長・元理化学研究所ジーンバンク室長
 
・「自家がんワクチンはなぜホルマリン固定標本
  を使用するのか?」
  三好 立  医療法人社団キャンサーフリートピア
  銀座並木通りクリニック 院長
 
・「自家がんワクチンの臨床」
  倉西 文仁 一般社団法人因島医師会
  因島医師会病院副院長
 
(発行 株式会社クリピュア
           定価 899円+消費税)