トーナメント後における、リリース地点からのスモールマウスバス移動様式について。

Journal of Great Lakes Research

Volume 46, Issue 1, February 2020, Pages 198-206
に掲載された内容で、
タイトルは
Post-tournament dispersal of smallmouth bass in western Lake Erie

要はアメリカ五大湖の一つである、エリー湖西におけるトーナメント後のスモールマウスバス、23匹についてキャッチ&リリース後の拡散様式を調べています。

研究では、このような音響タグを取り付けて50日間調査されました。

調査の結果、平均2週間後よりバスの拡散が開始され、60%は湾内から出て、本湖に戻って行きましたが、残りの40%はリリースされた湾内から50日経ても出て行くことはありませんでした。

(研究はこの湾で行われました。)



また過去の文献では、トーナメント後の魚が亡くなる率は20%と言われていましたが、
この研究でも、
23 smallmouth bass were implanted with acoustic transmitters and released into Sandusky Bay (Lake Erie) after a large tournament (50 boats) in September 2018. Tagged fish were tracked via a grid of acoustic receivers. All surviving fish (n = 19) left the immediate vicinity of the release site (<500 m) after an average (±SE) of 13.2 (±2.4) d, with many (58%) returning to the main lake (19.7 d ± 3.4). 

とあるように23匹中4匹は亡くなっており、生存率は82%と過去の報告に近いものがありました。

この結果から、様々な解釈がされますが。

①アングラーとしてはリリースされた場所に近いエリアは魚のストック数は多いことの証明ではあります。

しかしながら、過去に釣られた経緯を持つ魚で、一定の工夫が必要な可能性が考えられます。

②環境という面で見ると、釣られた後の死亡率が20%と考えると、魚のケアも考慮しなくてはならないと考えます。(出血や釣られたことによるショック、ライブウェル内でのストレスなど)

③トーナメントの開催時期が重なり続けると、そのリリースポイントが同じであった場合、リリースポイントに魚が集約し、結果的に大量の魚がリリースポイントに留まる可能性が考えられます。

よって、この報告でも上がっているように一定の期間を設けてのトーナメント開催が望ましいと書かれています。

①対策として、ひと工夫のフォーミュラとして「ギミ粉」&「ギミ油」は、そのバイトをアシストするでしょう。

②のケアとして、出血や粘膜保護として「クイックストップ」
もちろん出血だけではなくて、体にかけて使うのも良好な反応を示します。


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