常態的なゴジラ型歩行が存在するなら、この形しかない。
歩行時には尾は左右ではなく上下に動かす。腕は前に伸ばす形で構える。
このワオキツネザルの場合は、安定した2足歩行ではないので尾をもっと重くする必要がある。
大きな前足と重い尾を持つ4足歩行の恐竜であれば、4足歩行の哺乳類よりも重心が腰よりにあるため、はるかに姿勢を起こしやすいので、通性2足歩行はかなりの頻度で行われたのではないか?
例えばステゴサウルスは喉の部分が皮骨の鎧で覆われている。4足姿勢では全く必要のない防御装置が発達していることが、2足姿勢の頻度の多さを示している。
背にそびえる大きな皮骨の板も姿勢を起こしたまま維持するのに後方への重しとして極めて有効。
尾を左右に振り回すのも姿勢を起こしている方が強く振れる。
首の長い竜脚類もそう易々と首を噛まれない対策を取っていたのは必然で、それは明らかに二足で立ち上がることだったろう。重々しい前足の鋭い爪の振り下ろしの威力は想像できないほどのもの。
そもそもイグアノドンがカンガルー型の2足歩行動物として再現されていたのも、あながちデタラメとも思えない。
彼らは4足で逃げ回るのではなく、威嚇・戦闘モードで立ち上がって応戦していたのは確実で、それらの姿勢は頻繁にみられただろう。
