バリウム
オオスズメバチ 男 180cm 30代後半
わたし ぼく/あなた/〜さん

 

物腰柔らかいスズメバチの男性。
少しおっとりしているのか、何か考え事をしているのか、よくワンテンポずれる。
誠実な性格なのか欲がないのか、とにかくふわふわとしたようなやつで物事への興味や執着が薄い。規律や時間は守るけどそれ以外で自身の行動を決定するものは後述の事くらいしかない。
エドワード博士の元でリヴリーアイランドの情報についてまとめる仕事をしたりして暮らしている。ポロニウムルテチウムは部下で、仲が良い。

 

リヴリーとモンスターは仲良くできるはずだと考えていて、今よりもリヴリーとモンスターの間の溝が浅かった頃から仲間と共にリヴリーアイランドに渡っては異文化交流のような活動を続けている。
数年前リヴリーとモンスターの関係が悪化しだした頃、ハンターの襲撃を受けて仲間と妻子を失っている。
しばらく廃人のようだったが、落ち込んでいたりリヴリーを憎んでいたら死んだ妻と子供が悲しむと思い今は活動を再開している。
悔しかったり悲しかったりしないわけではないが、そういう思いには気づかないようにしている。
交流活動は現在も続けているが慎重になっており、回数は減っている。それでも仲間たちの遺志に操られるように穏やかにリヴリーアイランドに足を運んでいる。

 

「…え?あ、こんにちは。わたしはスズメバチのバリウムです。よろしくお願いします。」
「………
…………あっすみません聞いていませんでした。何の話でしたっけ?」
「だって…数少ない同じ錬金生物なのに仲良くできないなんて寂しいじゃないですか。仲良くできない原因が取り除ける偏見ならわたしは活動を続けますよ。」
「ぁ…………正午ですね、そろそろお昼にしましょうか。」
「……敵討ちもできないこんなぼくを許してください…いつかまた会えた時やり遂げた事を報告したいんです、無駄にしたくないんです…」
「無謀だなんて分かってますよ、でもやらなきゃならないんです…じゃなきゃみんなが悲しむでしょう。昔は今より仲良しだったのですし…」

 

 

 

バリウムの娘 セレンちゃん

背の高くしっかりした子です。

クロムと仲が良かったけど、リヴリーに殺されてしまったようです。

 

 

 

 

 

こんなことがあったのかも