ランディア
プリミティブブラックドッグ 男 15才 100mmくらい
僕/君/呼び捨て、〜くん、さん

 

メンタルが弱い生首。いつも怯えたような表情で情緒不安定。
人間が嫌いで自分の安全が一番。いざとなれば何もかも見捨てて自分だけ助かろうとするタイプ。
臆病故に人を遠ざけ傷つけてしまう性格で、必要以上に近づかれると咄嗟に暴言を吐いたり怒鳴ったりしてしまうが、そのあと後悔してメンタルが死ぬ。
嫌いな相手には普通に暴言を吐く。
心を開いた相手にはツンデレしてくれる。

霊感が絶望的に低く幽霊であるククの事を視認できない。

 

元はリヴリー総研で実験体として扱われていた。実験後も生き残っていたので訳ありとして安値で売られていたところを買われた。
そのため自分の体を奪った人間を憎んでいる。人間どもには全く懐きやしない。
ワルプルとは総研にいた頃からの幼馴染で普通の体だった頃はお互い仲が良かったらしいが、現在は考え方の違いにより仲が悪くなっている。

 

上述の通り生首。ぱっと見四肢切断のだるまに見えるが胴体すらなく頭と尻尾しか残っていない。

正確には体は神経と栄養を吸収する細胞とその他少しの分泌器官や筋肉組織のみが細い紐状に変質し、生命維持の最低限の役割を果たしつつ両端で頭と尻尾と繋がっている。
頭と尻尾は脊髄のあたりで繋がっている。

 

体は乾燥に弱く乾くと軽く死ぬので普段は服の形をした容器に水を入れて、その中に入って過ごしている。
他にもツボやらシャーレやら水を張れるものにならなんでも入る。

 

容器の手足の袖は特殊な作りになっていて、ランディアの魔法で袖口から水を出す事が出来る。
その際濾過されるので外に露出する水は綺麗だし戻っていくときも綺麗になってから戻っていく。
食べたものは食道からそのまま水の中に入って体が直接栄養を吸収するので中は結構汚い。定期的な水替えが必要。
水は血液のかわりに栄養や酸素を運んだりするので、袖から出した水から二酸化炭素を放出したり酸素を溶かし込んだりもしている。

 

魔法で容器を動かす事でゆっくりだが歩いたりできる。手がなく、袖から出した水も別にものを掴んだりはできないので普段は尻尾を器用に使って腕がわりにしている。
どうしても指が必要ならゴム手袋などを利用するが疲れるのでやりたくないらしい。


身体的ハンデが大きいが、いざとなれば容器内の水をごっそり操って直接肺に水をねじ込んでくるので乱暴は厳禁だ。

 

 

「え…あ……僕はランディア…」
「………手と足無いんだ…あんまり見ないで…」
「うるさいっ!あっちいけよ!!寄るな!うっとおしい!!」
「ひどいひどい…人間が怖い…憎い…なんで僕がこんな目に合わなきゃなんないんだよお……」
「…………うん…まぁ…悪くないかな…ありがとう…」
「ハァ…来世はもうちょっと頑張れたらいいね…」