日 時:平成30年10月16日、17日

場 所:虎ノ門タワーズオフィス 6階 Room7 (東京都港区虎ノ門4-1-28)

  

日本行政書士会連合会がある虎ノ門タワーズオフィスにおいて、全国総務部長会議が開催されました。総務部長会議は、7年ぶりの開催とのことで岐阜会からは、総務部長の森が出席しました。

冒頭に日行連の遠田和夫会長より、今回の会議で話し合った事を各単位会へ持ち帰り、理事会などでしっかり情報を共有し会議を有意義なものにしていただきたいとの話がありました。

 

  

出席者自己紹介のあと議題にそって話合いを行いました。

 

1.クレーム等の対応について

 

東京会、静岡会、香川会より取組みについての発表がありました。6500名の会員を擁する東京会は、クレームの発生件数も想像を超える状況との事でした。東京会では、クレームの対応の為に「苦情解決支援委員会」を組織し月1回、委員会を開催し対応しております。具体的な流れについては、事務局宛に電話でクレームがあった場合、事務局員が苦情解決支援制度について説明し、申立人に苦情申立書を送付し書面にて提出いただいております。書面にして受付を行う事により苦情の内容、申立人の意向を正確に把握する事が出来るメリットがあります。その反面、クレームに対応するのに時間を要するなどのデメリットもあります。多くのクレームは、事務局への電話となりますが、最近では直接、監督官庁の都庁へ措置要求がされるケースが増えているとの報告がありました。

 

2.総務の役割について

 

宮城会、宮崎会より発表がありました。総務部の役割は全国的に同じようなものになりますが、各部で対応しないものについては、全て総務部で対応するというのが主流のようです。総務部長の負担が大きいとの話が共通の話題としてあがりました。宮城会においては、会員の交流を目的に本会の事務局で毎月1回、お茶会を実施されています。具体的には世話人を1名決めて第4木曜日の15時~17時に会員なら誰でも参加できるお茶会を実施しています。参加人数は、世話人の人柄によるものかどうかわかりませんが多い時は20名程、少ない時は、5名程だそうです。また、日帰りバスツアーなどの会員レクレーションも本会で行っているとの事でした。

 

3.コンプライアンスの推進について

 

コンプライアンスの推進については、グループディスカッションの形で行いました。全ての単位会で入会時には、行政書士法、職務上請求書についての研修の機会を設けていますが、その後の研修会に参加を促すのが難しいとの話でした。研修会を実施しても任意の研修会であれば、本当に受講してもらわなければいけない会員に限ってほとんど受講してもらえないとの話は、全国的に共通でした。中には、会則を変更して、5年に1度、倫理研修の受講を義務化している単位会もありました。また、共通の認識として、行政書士試験の科目から行政書士法が外れた事により、行政書士法を一度も読んでいない状態で入会される方が多く、この点については、日行連を通して試験センターへの働きかけを要望しました。

 

 

4.長期会費滞納者への対応について

 

福島会、京都会、熊本会からの発表がありました。どの単位会も会費滞納者への対応は同じ流れとなりますが、対応にはそれぞれ苦慮されているようです。督促、綱紀委員会、それでも支払いしてもらえない場合は、訴訟を起こし、裁判で判決を得るまで行うという単位会も複数ありました。当然、裁判には勝訴しますが、30万円程の裁判費用がかかり、また差し押さえの判決が出たところで、資産がまったくなく何ともならないのが悩ましいとの事です。

ちなみに、半数以上の単位会がクレームや会費滞納についての対応のために顧問弁護士を設けていました。

 

5.災害対応について

 

最後は、災害対応についてのグループディスカッションを行いました。グループの中には、東日本大震災を経験された岩手会や、東海地震が40年前からくると言われている静岡会の方がいらっしゃり貴重な話を聞けました。もちろん災害に対しては、準備をしておく事は必要ですが、災害は忘れた頃にやってくる為、その時には、役員も代わり、行政の担当者も代わっているなど、具体的に災害が起こった時にマニュアルが通用するのかどうかわからないという事でした。

 

1日目、終了後、ホテルオークラで懇親会を行い、懇親を深めるとともに情報交換を行いました。

 

総務部長 森 伸二