翻訳のチェックツール「色deチェック
」を先日紹介いたしました。
色deチェックは、原文と訳文のファイルを読み込み対訳表を作ります。そして、対応個所を自動でチェックするソフトです。
さっそく、対訳表の作り方についてご質問をいただきました。
簡単に対訳表を作成する方法があるので、それをご紹介したいと思います。
マクロは必要ないですよ。
文章を選択します
Word文書を開いてください。Ctrl + A で全体を選択できますね。
[挿入] タブから[表] ボタンをクリックして [文字列を表にする] をクリックします
ダイアログボックスで[OK] ボタンをクリックします
以下のダイアログボックスが表示されます。おそらく文字列の区切りの項目が[段落] として選択されているはずです。
この場合、段落ごとに表のセルに文字列が入ります。
できました!
対訳表にする場合には、ペアになる文章(対応する訳文)でも同じように表を作成します。
原文の表の右側に、この訳文の表を貼り付ければ対訳表になりますね。
段落数が完全に一致していれば対訳表として十分に使えます。
▼参考
ちなみに、色deチェック
では、特許文献の場合には段落番号に合わせて順序を自動的に入れ替えますので、上記の方法とは別の手法で対訳表を作成しております。
原文と訳文で記載順序が違う場合はどうなる?(色deチェック)
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翻訳のチェックツール「色deチェック
」