NFTベイシス石鯛540改 Tuned by 影竿 | ぎっちょ31  
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蒼き時代より共に生きる

素っ裸にするところから始まり

穂先が2本なので、少々割高な予算にて

 

「BASIS 540改 Tuned by 影竿」の完成

古い竿なのでガイド数が少なくガイド間が遠いのもあって

ガイドもリセッティング

穂先2本も、長さが違うためそれぞれでリセッティング

問題は中間ガイド

穂先よりも中間です

2番ブランク、3番ブランクのガイドスパン

昔の竿なら3個、2個のパターンがほとんど

ウチの竿は4本継5mで・・・4個・3個

5.4mクラスで・・・4個・4個

これくらいないと掛けた時のトルク発生も不利です

穂先なんて、ある程度くっついてりゃイイのです、負荷が掛かると一直線ですからね

逆に、張りが少なくダルダルの穂先ほど穂先のガイド数が多くなるとブレやすくなります

同じ足廻りのクルマが1.5トンの車重でコーナー曲がるのと

2トンの自重でコーナーを曲がるの考えてみてください

1.5トンはサ~~っと曲がれたとしても、2トンという重量だと自分の重量でロールは増す、振り返しは来る、ダルダルの走行性能になるでしょ!?

穂先も一緒です!!

前にも何度もブログ書いてますが、大概のユーザーは製作前の「裸のブランク」を触ったことありません

裸の時には結構な張りなのに、たかがあの小さなガイド(一般にはLCの#6程度)を5~6個くっつけただけでモッサ~~としたフィールになります

例えば、ウチのピンピン竿「斥候500H」だと

完成状態でもピンピンとした張りを感じることができます・・・ちゅ~ことは裸のブランク状態で触ったとしたら・・・「え~~~っ!これが石鯛竿!?あんまりでしょ!?」と口にするユーザーがほとんどでしょう

それだけ、穂先は影響を受けます

だから「6個」でイイ!!(トップは除く)というのがウチの判断です

7個なんて要りません(一般的4本継で4.8m~5.4m程度)ウチの「吾空590」の長さになってようやく7個です

 

大事なのは「掛けてから」掛けてからの腰、掛けてからのトルクの発生具合

だから2番と3番ブランクにどれだけガイドがあるかが大事です

30年前の石鯛竿ならいざしらず

最近の現行モデルの石鯛竿でも

いろんな謳い文句でアピールしてる割に

中間にガイドが少ない竿のメーカーもあります

3個・2個では少ない

(穂先を7個もせずに他に回せばイイものを・・・)

でも、じゃあ2番を4個とすると3番は2個のままでしょ

これだと、またバランスを考えないといけないので「トップ・6個・4個・3個・1個」にするなら

1個増やす必要がありますね

 

一番はコストでしょう

ガイドは少ないほうが原価が上がらないのはアタリマエ

巻きも減るので製作時間も人夫賃も削減できる

下巻きもせずにガイドをくっつけていくだけなら製作時間ラクショーです

キャッチセールスだけは着飾って、安かろう悪かろうの竿もありますので皆さんご注意を

 

そんなワケで

今回の竿の穂先、1本短いブランクは5ガイドセッティングでしています

ゴールドのLCガイドは、お客さん持込でした

お客さんはどちらも6個のつもりで揃えたんでしょうけどね、6個まで要りません

15cm近く短く、ベイシスで言うなら「525」のレングスのようなもんです

15cm近くも短くて同じ個数は要りません

 

ガイドラップは「Wラップ」と「Sラップ(穂先)」だけしかオーダーは無く

「スレッドカラー」すら「おまかせ」

ピンストも「おまかせ」でした

ようは合うように・・・でしょうが、製作者としてはなかなか考えます

 

クリアー系のエンジにブランクをしたら

一番落ち着きがイイのはナイロンのエンジでブランクカラーと合わせて、全体を飴色エンジにすることです

で・・・、ピンストはどうするか!?ですが

飾りっ気を好む人も居れば、シンプルで着飾らないのを好む人も居ます

じゃあどっち??

ここで持込されたガイドは「IGLCSG(ゴールド)」です

とゆ~ことは地味好みということではなさそうです

かといって、コテコテに飾りを入れてしまっては、お客さんの好み以上になる可能性もありますので「無難な線」で仕上げる・・・ということになります(でもゴールドLCに合うくらいにはしないと・・・)

そこで、しつこくならない程度に「金ピン」を入れ込みました

 

「滑り止め巻き」も普段はスライドさせて間隔を作るところで金ピンをしつこくない程度、軽く入れ込みます

この「滑り止め巻き」は「ナイロン」ではなく「NCP黒」で巻いてますが

これにもちゃんと理由があります

理由は昔、ブログで書きましたが、また書いてたら長くなのでやめます

 

ベイシス540が限界径です

これ以上太い竿にはこのような削り出しのテーパーグリップは材料が無いので作れません(ムリから作ろうと思えばなんだってできますが)

「スムージング有」にて仕上げ、「BASIS 540改」ロゴ入れはご希望でしたので2連を元ガイド以降に入れるとFグリップ長が短めになるので

「540竿」という「遠投」も視野に入る竿なので遠投時に握りそうな部分はグリップである必要があるので、ロゴは「元ガイドを挟んでセパレート」で入れております

 

継部の込みが深かったので「込み調整」は注文書に書かれていました

預かったベイシスはあまり使われてないキレイな部類だったので

前のユーザーさんか、今のユーザーさんか知りませんが、おそらく込みをペーパーなどで触ってるでしょうね

使い殺して深くなったとしたら竿がキレイすぎますから

 

一応、込み調整はしましたが

カーボンをあとから足すわけにはいかないので

結局、また次第に深くなってきます、カーボンが擦れてくるよりも耐久性は無いですから、また深くなってきたらご相談ください

 

ほとんど詳細なオーダーはなく「おまかせ」が多い注文書でしたが

気に入っていただけるとイイのですがね

 

穂先2本なので

今回のリメイク費用は安い石鯛竿なら新品が買えるほどコストを掛けて蘇らすことにしたお客さんです

使用頻度は少なくブランクはまだしっかりししていたようなので永く使えますね