影の軍団 | ぎっちょ31  

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蒼き時代より共に生きる

30年前になるでしょうか!?
夜の10時から「服部半蔵 影の軍団」なるカッチョええ「忍」モノの時代劇がやってました。

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千葉真一演じる「三代目 服部半蔵」。
普段は冴えない湯屋のオヤジ、しかし実は伊賀忍者の頭領。
悪をぶった切るために悪者の前に現れた時の僅かに見える「目」は普段の湯屋のオヤジの目ではなく、猛禽類のようで、そのギャップもあいまってカッコ良かった。

今で言うと「特命係長 只野仁」あたりのノリだろうか。

伊賀の若い衆達の「頭(かしら)!!」って呼び方も良かった。
「かしら」ってなんかイイ!!
普段はあまり死なないのだが、最終回あたりでは若い衆が任務のために死んでいく。
自己犠牲しながら任務のために死んでいく姿は、ガキの俺にでもカッコ良く見えた。

なんか、「忍」(忍者)って好きです。
なんか、「男の美学」みたいなモン感じます。
たしかに、上から使われている存在ですが、その「上」がカッコ良く見えないのです。
第二次大戦中も一緒です。
安全なところで命令を下す「上」に心を打つものは感じません。
危険な任務を自己犠牲しながら、忠実に、懸命に、果たす「下」に美学が生まれる気がします。

エンディングは、「フォークの神様」岡林信康。
曲調とあいまって「う~ん。なんかイイ」って、エンディング聞きながら「男の美学」みたいなモノを感じました。


「服部半蔵 影の軍団」EDテーマ 岡林信康:「Gの祈り」

私が今やっているのは「影竿」っていうマイナーな釣竿屋。
マニアックなウチをご贔屓にしてくれるお客様は、いわば「影の軍団」ですな。
じゃあ、俺をみんなで「かしら~!!」って呼んでくれ!!・・・・・冗談です(^^)v