おおよそただの一日 | 夜、走ってく、隅っこへ

夜、走ってく、隅っこへ

ループマシン・アコースティックギター・声を使う
アコースティックソロユニット「アナン」
[日本語の濃淡、ループ音楽の可能性、十人十色の夜を語り辿る。]

そういうやつの、日記だ。


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わたなべいのギター選びについてった
渋谷や御茶ノ水とか五時間あるいて、
いいの見つかったかな?








そんなこんなで今日に朝が来て、昼が踊って夜が吹雪いた
今日はただ時間が慌ただしく唸るだけで
一日は一日でした



14:46



心臓がきゅぅってなる感覚だった
それでびっくりするくらい時間が早くなった
なんかやっぱ一日は一日でした



音楽って
なにかを伝えなきゃだめなのかな

いろんな人が歌で何かを表してる


命が大事だの
愛は素敵だの
復興ソングだの
人生だの


僕にはかけません
書きたくないです


人生経験浅はかな僕がひねり出した稚拙な言葉で
特に僕は震災に対しての歌を演じたくないです。

無理なんです
それほどの力がないから



いやいや、
逃げではないのよ

でも、表現者として恥ずかしいことをしたくないし
実体験もしてない俺が代弁者だのいいようにいいたくない

されたら嫌だ





だから






僕が身の奥からできるのは

ただの黙祷です



僕にその題目は重すぎる
申し訳ないの





14:46



ハートマンギターズで
のらりくらりD-28の音色を聴いて
目をつむって
いまこうやって何かを聴けてることに感謝し、精一杯生きるとしか誓えなかった



ただの人間であり
それ以上もない




噛み締めよう、日々とかなんとかそこらへん







アナン