前記事には、たくさんの方から、わたしの手術への応援コメントや、ライン、お電話をいただきまして、ありがとうございました
優しいお心遣いが、本当に嬉しかったです
ご心配いただいた皆様へ、改めて御礼申し上げます
大ちゃんママこと、アニマルコミュニケーターのNayumi.です✨
生まれて初めて、手術台に上がりました
いつもは、わたしが動物さんを手術補助する側ですので
いろんなことを考えるいい機会となりました✨
これからの話はノンフィクションですので、あしからず😅
まず、わたしがした手術名は
皮下腫瘍摘出術
部位は左乳首のすぐ隣。3センチ大のものが内部に嚢胞をつくり、10年以上かけて大きく固くなってきたものです
これは粉瘤(ふんりゅう)といって、背中、手足、お尻など、どこにでもできるもので、切らなくてもかまわないものです
細胞診で、良性だったのですが、温存してると、感染症になりやすい
わたしのような特異体質には、不必要なものなので、摘出に至りました
摘出したものがこちら
黒いのは、中に入ってた油カス
大きさの比較対象がなく、わかりにくいですが、3センチ大、粉瘤としては大きなものです
手術当日、術衣に着替え、ストレートの長い髪を束ね、ピアスをした看護師さんに案内され、手術台に横たわり待つこと数分
ドアがあき、男性二人の話し声が
男性A 今日のは、どんな感じですか?
男性B 俺、見てないからわかんないんだよね
手術台に横たわったわたしは、男性の顔が、確認できない
はあ?今なんと?先週わたしと、今日の手術日決めた先生ではないの?
でも、声はあのときの先生のようだけどな?
男性二人と看護師の、わたしに無関係な話はしばし続き
男性 インフルエンザのワクチンやりましたよ!副作用ひどいっすね、フラフラっす、それに参ってます
はあ?あなた、フラフラっすなスタンスでここへ?
わたしは別として、手術室という異空間に横たわるだけでも、緊張する人がほとんどだよ
大なり小なり、手術という名がつくものをする場合
レントゲンなど画像に再度目を通し
患者さんの状態を確認して現場に臨む
粉瘤なんぞ、どこにでもできるイボのようなもんは、チョチョイとできる簡単な仕事!
そんなテイでやってきたんだろうことが、このあとよくわかることとなる
無影灯がつき、執刀開始
局所麻酔のわたしの顔は、胸からの有窓布の残りで覆われ、とりあえず眩しさからは回避
痛み止め打っていきますね~、
これが痛いんですよ、すみません
このあたりから、室内には電話の呼び出し音がひっきりなし
ドクターも助手もどちらも院内phsを持ち込んでいる
当然出られないので、女性看護師が出る
ザールで、処置中です⤴️
これを何度聞いたことか?
とにかく、ジャンジャンかかってくる
そのうち二人の男性から、ウグッ、はぁ~、ふぅ~、
思い通りに事が進まず、参ったり疲れたときに出るため息が。。。
この間、何度も痛み止めを追加、20本以上は確実(途中から数え忘れた)
嚢胞が引っ張られ、なかなか取り出せずにいて難儀してるのがわかる
あっ!そこ、乳腺、やばいっす
そしてまた電話、だいぶ前からちょいギレのあきれモードのわたし😅
相変わらずの
ザールで処置中でーす
⤴️
語尾を上げる悪い癖⤵️
でもこれも、人が変われば、『あ~、元気な看護師さんだなあ』と、好印象に受けとる方もいるのだろうか?
なーんて考えてたら、
二階堂さん、フラットでーす⤴️
はあ?フラット?亡くなったのに、なんだその言い方は?何故に語尾を上げる?
そういうときは、ひっそり先生の耳元でつぶやくのがマナーでは?
あなたたちの間には、患者が横たわり、生きてます
しかも局所麻酔、お耳はしっかり聞こえてます‼️
少なくとも!わたしのいる動物病院では、そんなときは小声でお伝えしてるけど?
性懲りもなく、また鳴り響く電話
診断書をお願いしたいそうですが?
今じゃなきゃダメなのか?と言われ、相手に伝える看護師
診断名は?
胃ガン!
そこにいる先生に書いてもらって⤴️
くるまは?かぞくは?
わたしの手術中に、二階堂さんが胃癌でお亡くなりになった…
若い方かな?ご老人かな?
見えない二階堂さんに思いを馳せる…
しまいにわたしは、虹の橋の向こうにいるトミーを呼び出し、会話を始めた
ちょっとトミー、なんだかだいぶてこずってるようだけど、傷の状態はどう?
うーん、、ま、あんまりね、お母さんが思ってる通りだよ
でも、大丈夫だよ、心配には及ばないから
なんだかとてもながーい時間を過ごしたように感じた75分間
先生も、おっきかったので、なかなか取れなくて、と(笑)
もはや笑うしかない
わたしは日頃から、動物さんの手術、ケガや病気のケアに携わってますが
人間界の手術室で、こんなにも患者に配慮なく、マナーに欠ける現場があることに、大変驚きました
相手が変われば(わたしではない別の患者なら)、お前たちはわたしの状態を把握もせず、ここに来てるのか?と、激怒されたり、SNSで拡散、誹謗中傷の対象になることもありうる
患者への思いやりの欠片も感じない
そんな貴重な体験をしてきました
術後は、傷処置も不要ですと、手術前の打ち合わせでは言われたのに
かなり大きかったので、傷処置に週2回来てください
お風呂も1週間は無理です→術前は、シャワーは二日めからできますと言われた😅
痛み止めも、強目を、多目に出しておきますので云々かんぬん!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚
術前とは違う話も平気でしてくる
現場に勤務する人たちにとっては、きっととても過ごしやすい、和やかな環境の職場なのかもしれない
術後今日も、患部のテープ張り替えだけの『処置』に行ってきました😅
他の場所にできるのは平気だけど、ここにできる粉瘤が、一番痛いんですよね~、神経がいっぱいあるから
大丈夫ですよ、乳腺は傷つけてませんから
乳腺傷つける寸前だったよなあ😅
片パイだけ、叶恭子になるかも?を危惧してましたが、今のところ、1.5倍くらいかな?😅
あのlevelには、どうあがいても無理なよう😅
痛みは、頭を突き抜けるようなもの、乳首がもぎとられたんじゃないかと思えるようなもの
毎日、感じかたも、痛みの部位も変わります
職場ではしばらくの間、犬の保定には入らないようにしてますが、昨日詰所にいると、診察室から熱~い視線を感じたわたし
診察終えたチョコラブちゃん、診察台おりて、まっすぐわたしめがけて走ってきた😃
立っているわたしにチョコラブちゃん、おもいっきり飛び付き、アッパーカット入りました😭
わたしの下顎をチョコラブちゃんの頭で強烈にガツン❗
口の中切れた?歯にきれつ入った?と思うほど熱烈強烈アッパー
咄嗟に左胸庇うのが精一杯でした😅
大事に至らず、お胸も口内も無事でした
心配には及びません
人間界の手術室から、わたしが勤務する動物病院内での、動物さんへの接し方、そのご家族への接し方
そして常日頃からの人との接し方
言葉の渡し方、使い方、
その時々、そこにいる動物さんや人間さんへの『相手を思い遣る心』
いつ、どんなときも、それを忘れてはいけない
『意識』して接する癖を、これまで以上につけていこうと、思うことができたのでした
おっぱいは傷つき、腫れて痛いけど、大切なもの、こと、いっぱい学んだ手術と相成りました😅
おっぱいにも感謝じゃ~
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