キツネとネコが良かった。
最初はピノキオを騙すための嘘かと思ったが、最後は本当にキツネは片脚が無くなり、ネコは失明していた。
ピノキオは、もう騙されないよ、とあっさり去ってしまう。
ああ、この二人、野垂れ死に
するんだな、と思わせる。
さすがネオリアリスモの国。
残酷な現実認識である。
コミカルな場面でも、日本映画と違い、安っぽく舐め腐ったおちゃらけ芝居ではないのが良い。
どうしてヨーロッパ人は魚にあんな不気味な顔を付けたがるのだろうか、と思う。
コオロギは百年生きるというのがイタリアでは共通認識なのだろうか。ラストエンペラーでも長生き過ぎるコオロギが出てきて違和感があったものだ。