(上海地方)HOYAペンタックスと合併へ – 世が世なら・・・


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 今日は朝から倉庫へ行って年末の在庫処分に関する打合せを行った。うーん、、、かなりめんどくさそうだね。ちょっと頭が痛い。・・・考えずに済ませたいねぇ。

 で、思ったより早く終わってオフィスへ戻る。カタカタPC相手に仕事してると、突然上海オフィスのみんながやってきた。え?何??と思ってると、みんなから「赤ちゃんおめでとう!!」とお祝いされて、こんなプレゼントをもらった。



左から哺乳瓶、赤ちゃんが着る服、それからバスローブ?のようなタオルだ。うわー、嬉しいねぇ。ちょっと感動。

 それとは別に、直属の部下の女の子からこんなものをもらった。



 写真が下手なので分かり辛いけど、金の飾りが付いた皮製のブレスレッドだ。中国では赤ちゃんが生まれると金のものを着けるのが風習らしい。これも嬉しいなぁ。あげようという気持ちが嬉しいね。みんな、どうもありがとう。

という事で優よ、お前は年末にいっぱい色んなモノがもらえるなぁ。ブレスレッドなんてお父さん着けた事一回も無いぞ。オシャレさんになるねぇ。


 嬉しいねぇ、と思っていたが、ここはがめつい上海スタッフがいる場所だ。そう一筋縄ではいかない。渡し終えた後に、
「ハイ、じゃぁ次はTサンのお返しの番ネ。」
と言われてしまった。

 中国では子供が産まれたら、みんなに食事を振る舞い、赤い卵を送るんだそうな。なんかホールインワン取ってしまった人のようだね。

 え?そうなの?知らないんだけど、、、と思いながらもとりあえず赤い卵とやらを買う。



 お祝い用として売っているものだ。男が生まれたら奇数個、女なら偶数個らしいけど、買ってきてもらった総務の子がそれを知らなかったようで、2個入りのものだった。ま、別にいいんだけどね。
 みんなも卵はどうでもいいと思っているようで、はっきりと
「卵よりも食事ネ。一番高いトコロ、ヨロシクネ。」
と要求されてしまった。

 ふぅ。。。高くつくお祝いになりそうだよ・・・。


**上海ひとくち(場合によっては長文)メモ**

 先日の西遊記の続報。国内の不満の目を逸らすスケープゴードにされているってのもあるそうです。


【中国】日中の文化的ギャップ鮮明に 古典人物パロディーに法的措置

 ■ゲームのネット紹介、ドラマ「西遊記」にも批判

 中国共産党の機関誌である人民日報は、中国古典の登場人物をパロディー化したゲームなどをインターネットで紹介した場合、「ウェブサイト管理人が法的な責任を問われる可能性がある」と警告した党中央の対外宣伝弁公室幹部の発言を伝えた。また、フジテレビ系のドラマ「西遊記」をめぐっては、「キャラクターやストーリーが原作を逸脱し、中国文化への侮辱だ」との反発がメディアやネットで若者の間にも広がっており、ネットやメディアの関係者に警戒感が広がっている。(長谷部高史)

 同紙によると同室の彭波副局長は、「時代を超えた中国の名作をパロディー化することは認められず道徳を守る必要がある」と自律を求め、法的責任を問うという異例の方針を明らかにした。

 動画も楽しめるブロードバンド(広帯域)に対応するネット人口が7700万人を超えたという中国だが、古典の登場人物などへの風刺やパロディーが、将来的に党幹部など、政治人物の批判につながりかねない、と懸念した可能性もある。

 ≪若者が過剰反応≫

 ドラマ「西遊記」への批判問題では、原作では男性の三蔵法師を、日本では女優の深津絵里が演じたこと。過去のシリーズでもたびたび女優が演じてきたが、ネット普及を背景に、「日本人による文化の改竄(かいざん)だ」との反発が中国で急速に広がるなど、テレビ的脚色をめぐる文化的な日中ギャップが表面化してきた。

 日本側はドラマ「西遊記」の映画化を決定。すでに中国内陸部の寧夏回族自治区で撮影を開始している。しかし、中国の大手ポータルサイト「捜狐網」が実施したインターネット投票では、回答者の約80%が撮影に反対を表明。同時に「法規制が必要」など反対意見が噴出した。一方で、少数ながら「中国の文化を世界に広める動きで、寛容な心で対応すべきだ」といった賛成派もいた。

 中国の週刊紙、国際先駆導報は「日本ではドラマや映画で古典を脚色することに抵抗がない」と価値観の違いを説明。映画の撮影に協力している上海電影集団も「若い視聴者を獲得するための日本的な手法だ」と中国人に理解を求めている。

 だが、ネット上の批判の矛先は、「西遊記」の中国国内での映画撮影を許可した国営テレビ局にも向けられ、「国賊」とののしる過激な書き込みも見られた。中国で孫悟空役として知られる著名俳優が「民族が誇る古典が踏みにじられた」とも発言し、反日感情をあおる動きになっている。

 こうした中国の若者の過剰反応が、共産党中央を動かして法的責任を問うとの発言につながったとみられる。伝統文化の保護という「題材」を持ち出して、ネット上の言論や表現のコントロールする当局の意向も見え隠れする。過剰な介入によってネット規制を強化すると、国際的にイメージダウンにつながる恐れもあり、中国当局も対応に苦慮しているようだ。

最終更新:12月14日8時33分