急激に寒くなってきましたが、本日の画像は、まだ残暑が残る9月下旬の撮影分からです。なので、クーリングも摂氏0度までです。秋の代表的な夜空から、ペルセウス座のカルフォルニア星雲を、いつもの7種類のフィルタで撮影してみました。

まずは、4つのフィルターで、自然な色調に仕上げたLRGB画像から

やっぱりこの色調での画像が、心が落ち着きますね。背景に関しては、フラット調整がもうひとつのところで、淡い分子雲は埋もれてしまいました。それでも、島根県のような紅い散光星雲の濃淡が面白いです。

 

説明画像と、位置画像も提示します。

    

 

ナローバンドの3つのフィルターでも撮影したので、ハッブルパレット画像もどうぞ。

虹色カルフォルニアも、人気がありますね。いろんなカラーバリエイションも可能ですが、この星雲はこの現像が鉄板かもしれません。

 

 

備忘録: (以下、個人的な覚書 専門的な内容なので、綺麗な写真の鑑賞が目的の方はスルーしてね)

 

撮影データ:  

SXP赤道儀 + N.I.N.A. コントロール

オフアキシスオートガイド PHD2 + ASI 120MM mini

鏡筒: タカハシ FSQ-106EDP + 645RD QE0.72×(焦点距離 380mm F3.6) + ZWO EAF

光学センサー: ASI 6200MM pro  (cooling 0℃) 

Lum、Red、Green、Blue 各 43、23、27、22コマ、gain 100、60sec(LRGB露出時間 235分間)

SII、Hα、OIII 各 8、13、12コマ、gain 300、300sec(SHO露出時間 165分間間)

2025年9月21日、22日、23日、26日の4夜 自宅にて撮影  

画像処理: PixInsight (BXT、NXT、SXTを含む)、Photoshop 使用 (SHOカラーシフトには Flat Aide Pro 使用