第三章 伝説 | 中斜里のブログ

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子育て終了して、現在は、ウインドサーフィン
を趣味にして、シニア生活エンジョイしようと思っていたら
すい臓がんになっちゃいました。
そんな私の治療の様子や日々の雑記です。

春の大会でベスト4になった長女達は、総体予選も順調に勝ち上がり、迎えた準々決勝
あと一つ勝てば念願の関東大会出場を果たす

此処まで関東制覇を掲げて頑張って来た長女達はその目標への挑戦権を獲るために試合に臨んだ

この試合が今でも語り継がれる伝説を産む試合になるとは誰も予想することは出来なかった。


その伝説は、試合開始直後に作られた。

サーブ権をとった長女達
一番サーブの長女

主審のホイッスルがなり、いざ勝負

応援席は興奮状態で声援を送る



ピー


何が行ったのか分からない会場が一瞬静まり返った


主審の手が相手コート側に挙げられた


ボールを持ったまま呆然と立ち尽くす長女



沢山の試合を見て来たが 8秒ルールで点が入ったのを初めて見た瞬間だった


静寂の後、会場がざわめき、そして失笑変わった


長女はこの時、これで負けたらD先生に殺されると準々決勝の緊張やプレッシャーを完全に忘れ、必死にプレーした

多分この試合が長女の生涯ベストパフォーマンスゲームだった

その位セッターが輝き、目立った試合だった

試合は長女達の圧勝
晴れて関東大会出場権を獲得した