中心メンバーがいなくなった新チームは、5年生のKをキャプテンにYや移籍を断念したSを主体に再編成を余儀なくされた
しかし、皮肉なことに補欠組だった長女達にチャンスがめぐって来た
様々な理由で、長女がセッターをすることになった
運動神経がマイナス50の長女はアタックが打てず、レシーブも苦手、ただ2年間の経験と一人練習を苦にしない、ミスしても落ち込まない性格
皆がスパイクやレシーブ練習をしている片隅で、一人黙々と本皮のバスケットボールでオーバーの練習をしていた
5年生になった長女達だが、この年も結局、県大会出場は果たせなかった。
移籍問題は、私にも大きく影響した
Mさん夫妻が抜けた穴を埋めるため、正式にコーチとなり、監督との二人三脚が9年に渡って続くことになる
秋の大会が終わり、新チームに移行しかけた時に、新入部員が入って来た
続く