雨の中
バイトの面接に行った
昨日書いたとおり
近所にあるダンボールの製造工場だ
約束の時間ちょい前に行った
あろうことか、わたしスーツを着ていったのだ
この雨の中だ
しかもバイトの面接にだ
あまり深く考えないでそうしてしまった
扉の前で深呼吸・・・
と、後で
「何でっか!」
と声が
初老のオヤジが、しかめっ面で立っていた
「あ、いえ、本日面接をお願いしました・・・」
「ああ、そう。おーい、面接やって」って中に入っていった
どうらやここの従業員らしい
「失礼します」ってオヤジに続いて入った
多分、わたしスーツを着ていたので
何かのセールスマンと間違えられたみたいだ
怪訝な顔で対応された
太めのオバチャンが
「どうぞ」って事務所に通してくれた
そのオバチャンが面接するらしい
社長婦人なのだろう
わたしシズシズと履歴書を出して
オバチャンの前に置いた
「はい」ってオバチャン履歴書を見入る
無言
なぁ~んかいやな雰囲気だ
作業場から聞きなれない言語が聞こえる
?
外国語だ
!
外国人労働者だ
ラテン系の顔がチラリと見えた
「・・・はい、分かりました」とオバチャン
「で、いつから来れますか?」
「え?、使って頂けるんですか?」
「はい、来てください」
と、あっさり
「じゃ明日からでもお願いします」
「はい、わかりました、じゃ明日9:00からですので
それまでに来てくださいね」
・・・面接終了
「ちょっと仕事場見せて頂けますか?」と聞いてみた
「ああ、いいよ」と
作業場に入れてもらった
いた
外国人労働者
いるわいるわ、6人ほど
後は日本人のパートのご婦人方
いや、おもしろそうな職場だ
ちょっとここで頑張ってみるか
収入は以前の1/3だが
まぁ、なにもせず失業保険を貰っているよりかマシだ
明日から行くことにする
あ、ちなみに冒頭のしかめっ面のオヤジ
社長だ