先週発売の新作動向


機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威


先週発売タイトルの中で首位を獲得したのは、

「PSP:機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威」です。


発売初週で10万本を超える販売を記録し、

同梱版を含めてPSP本体の牽引にも貢献する結果となりました。


ユーザーを選ぶタイトルなだけに今後の動きは未知数で、

リピートには注意していきたいところです。



エル ザ プロローグ トゥ DEATH NOTE ~螺旋の罠~


新作2位に輝いたのは「DS:DEATH NOTE 螺旋の罠」で、

初週で約2万本の販売となりました。


新作映画やそのTVCM、そして同じタイミングで映画デスノート2作の

TV放映が行なわれた事もありかなりの追い風になったようです。


店頭消化率は7割を超える好調ぶりで、年末年始に

福袋に詰め込まれていた旧作デスノート2作ですら

ちらほら通常価格で販売されていたのには驚かされました。


長期的な動きにはならないと思われますが、

映画公開中は注意が必要なタイトルと言えそうです。



新作3位以下はどれも1万本未満と小粒な動き。


「PSP:コーデッドソウル」「Wii:メジャー」などがちらほら。



先週の旧作の動向


大乱闘スマッシュブラザーズX


旧作での注目はやはり「Wii:大乱闘スマッシュブラザーズX」で、

発売2週目に20万本を超える販売で累計100万本を早くも突破しました。


ただどの店も完売と言う程の動きでもなく、

量販店を中心にかなりの在庫となっているようです。


今週に入ってもハイペースで売れていますし、

引き続き高い販売数を記録する事になると思われます。



そして同じくWiiから「Wii:WiiFit」が止まらない。


さすがにペースが徐々に落ちてはいるものの、

ここに来て7万個以上の販売は脱帽物。


ゲームに興味のない方々の購入が目立ちますので、

これがどう今後に影響してくるかが見ものとなりそうです。



そして準新作である「PS3&360:デビルメイクライ4」は

あわせて4万本以上の販売を記録するものの動きはかなり鈍化。


中古の戻りも増えていますし深追いは禁物となりそうです。


「PS2:テイルズオブデスティニーDC」、「PS2:涼宮ハルヒの戸惑」も、

1万本を超える販売ですが動きはほぼ鎮静化の方向。


両作ともこれ以上の動きにはならないでしょう。



ハードの販売動向


Wii(「Wiiリモコンジャケット」同梱)


本体関連ではWiiがスマブラ効果で好調を維持しシェアトップ。


DSLiteが落ち着きつつあるなかPSPは逆にギレンの同梱版の効果もあり、

数ヶ月ぶりに販売数が逆転する結果となっています。


PS3本体はDMC効果も薄く静かに下降中。


直近では龍が如く見参も控えていますが、

そろそろあのタイトルに動きがあるのではと期待。