Wiiが発売されて11週がたちましたが、
早くもミリオンセラーを記録したタイトルがうまれました。
みなさんご存知「Wiisports」です。
Wiiと同時に発売されたタイトルは数多く、
はじめてのWiiやゼルダの伝説やおどるメイドインワリオなど、
任天堂ブランドで潰し合う事もありえなくもない程の粒揃いでした。
その全てのソフトが好調に販売され、
早くもWiisportsがミリオンセラーとなり、
はじめてのWiiが86万本、ゼルダの伝説が40万本、
おどるメイドインワリオが33万本と総じて好調なのが伺えます。
ここ10年間に発売されたハードの中で、
6ハードがミリオンソフトを輩出していますが、
わずか11週目でのミリオンは最速の記録です。
もちろん現在も好調を維持しており、
ミリオンはあくまでも通過点に過ぎないというのが恐ろしい限りです。
そのかたわらプレイステーション3最高のスタートを切ったのが、
先週発売のバーチャファイター5でした。
現在PS3ハードは65万台程度の販売となっており、
10数タイトルが発売されていますが、
その中で5万本強という最高の出足となっています。
ただしバーチャ5発売によるハード牽引傾向はほとんど見られず、
消化率も5割程度と低い事が不安な要素としてあげられます。
PS3ではガンダム無双までこの状態が続くものと思われ、
しばらくはおとなしい市場になるのではないでしょうか。
現段階ではどう客観的に見ても立ち上げはWiiに軍配があがり、
プレイステーション3はPSPよりも悪い状態と言っても過言ではありません。
しかし、現在Wiiは入手もそう困難ではなくなりつつあり、
ユーザーの飽きへの対応を考える時期がきていると思われます。
ファイアーエムブレムでその点はフォローしきれず、
3月4月でビックタイトルが用意できない場合は、
据え置き型ゲーム市場は伸び悩む可能性が出てくるかもしれません。
しかも上位30タイトルのうち半数が任天堂タイトルという状態は、
極めて危険な状態とも考えられます。
市場的には均衡した状態が望ましいと思われますし、
是非ソニー及びマイクロソフトには頑張ってほしいところです。