セクハラと青春を考える/公募小説、新人賞突破のアドバイス | 作家養成塾『遊房』の公式ブログ 「めざせ!公募小説新人賞」門座右京監修

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こんな記事がありました。

巨乳派vs,貧乳派 ネットで大論争ぼっ発!
(R25 - 05月18日 11:13)

寄せてみたり上げてみたりと、胸を少しでも大きく、美しく見せようとする女性の努力は涙ぐましいものがあるが、先頃、下着メーカーのワコールが「胸を小さく見せるブラ」を開発。このニュースをきっかけに、ネット住民の男性陣の間で「巨乳vs.貧乳」論争が巻き起こっている。

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最近、プラダの従業員が、パワーハラスメントで解雇されたことを理由に、名誉回復と保全を動機として、裁判係争になっていますね。

ようやく日本もそうなってきたんだな。という反面、この事件に関して、海外のマスコミはきちんと、床と重大さを認識して注目しているんですが、日本のマスコミはほとんど無関心なようで、その無関心さが裁判の傍聴もしない日本人のレベルの低さ、関心の低さを、海外メディアは嘲笑もしています。

なんとなく恥ずかしい思いです。

今回のニュースネタで感じるのは、この記事を載せている、発信源のモラルの低さであり、その記事を引用しているサイトの、これまた意識の低さなんですね。

たぶん、この記事に注目したのは、若い男性のように思うんですが、私にいわせれば、「では、てめえのチンポで論争してみろ」と思うんですね。

女性というのは、ほんとかウソかは知りませんが、男性の陰茎の大きさで感じる感じないということはあまりないといいます。
私は男ですからその点、そんなことないわ、大きいのがいいのに決まっている、というかたがおありでしたらごめんなさいです。

つまり、申し上げたいのは、作品を書く場合、なんでもありではないということをわかっておいていただきたいということなんです。

最近の漫才の笑いも、下ネタで流してしまう傾向がありますが、こういう風潮だから、日本の小説という土壌は、世界の文学という土壌に追いつかないような気がするわけです。

おっぱいを話題にするなら、それこそ平等に、おちんちんも同じ土俵にあげてこそ、日本男児ではありませんか。

低俗ないいかたをしますと、大きいおっぱいでも、小さなモンキーバナナのようなおちんちんでは、パイずりも難しいと、昔、風俗に取材したとき笑っていってくれた、風俗嬢の笑顔を笑顔を思い出しますが、コンプレックスを感じる年代だからこそ、私はそこに「青春」があるんだと思っています。

この手のニュースが、単なる受け狙いでないことを、できれば発信者に感じていただく一石になればと思っています。