ドリームジャンボ宝くじ発売に行列
(ORICON STYLE - 05月12日 08:53)
12日発売となった『ドリームジャンボ宝くじ』を買い求める行列(東京・西銀座チャンスセンター) (C)ORICON DD inc.
1等・前後賞合わせて3億円が当たる『ドリームジャンボ宝くじ』が12日に全国で発売された。この日は、100万円当選確率過去最高の『ミリオンドリーム』も同時発売となり、東京・中央区の西銀座チャンスセンターには、一攫千金を夢見る300人もの宝くじファンが行列を作った。 同くじの発売は6月4日まで。運命の抽選は6月15日に行われる。
今年の『ドリームジャンボ宝くじ』は、1等(2億円)を27本(27ユニットの場合、以下同)、1等の前後賞(5000万円)を54本、2等(1億円)を81本用意。今回の発売で108人の億万長者が誕生することになる。
また、同時発売された『ミリオンドリーム』は2008年に“ジャンボ宝くじ発売30年”を記念して誕生した宝くじで、今回で3回目の発売。1等(100万円)と2等(1万円)のみの賞金体系が特長で、1等は7000本(7ユニットの場合、以下同)、2等は7万本用意。「当選金額が低くても当選の確率が高いほうがよい」というファンの支持を集めている。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■
このニュースを読んで、耳が痛いと思った方は、まだ作家をめざす可能性があると思っています。
素人のみなさんは作家がいかに儲かるのか、まったくわからずに、作家になりたいと思っておいでの方が多いようで、わが受講生にも作家になって見返してやる、といって入塾し、結果的に自身のおろかさに気づかずまま、除名処分された中年男性もいます。
まず、作家になりたければ、小説を書いて応募するということしか、今の時代はないんですね。
しかも応募した作品は売れると出版社が感じたもの、すなわち商品化できるものを作る必要があるんですが、素人は相変わらず、小説を文学だ芸術だと思っているから、これまた始末が悪いわけです。
私は10年間という約束でやむなく脚本を書きました。たしか300本程度でしたから、10年でたった1、5億円にしかなりません。1本50万だったと思います。
今の経済情勢で換算すると、1本200万ぐらいだったかもしれませんが、実際に今ですと1本200万も出す制作会社はないでしょうね。不況ですから。
が、強引に計算しても、6億だったわけです。
当時、私は年商10億ほどの小さな会社を経営していまして、その一環がこの制作事業でもあったわけですが、そのときの私の年収がざっと1億。ですから執筆の10倍を得ていたわけです。
おかげで先輩脚本家たちに推されて、やむなく脚本家養成塾を立ち上げたのが、この小説塾「遊房」の前身となったわけです。
余談はさておき、作家業はそれほどおいしい職業ではない。ということなんですが、どうも受講するみなさんというのは、作家は何も書かなくてもなれるとでも思っているのか、まったく書こうという意思をみせないんですね。
作家が製造業者であるということを忘れているというわけですね。
それは、このニュースにあるように、一攫千金の宝くじに行列を作るというのと同じなんですね。
何もしないで並ぶだけ。というのは何もしないで在塾しているだけ。というのと同じなんです。
その宝くじにしてもですが、的中率はともかく、この番号がほしいという買い方ができないということは、まさに運試しでしかないわけです。
公募というのは、この作品で、という思いがあります。
そして書き終わったあと、作品を育て上げて、売れる作品にすることもできるわけです。
今、私は競馬の投資事業もやっています。
あまり大きな声でいいたくないんですが、毎月最低で40万以上が、収益として上がっています。
たまに数百万という収益も、年何回かあります。
博打ではなく投資という考えで、競馬を考えると、みなさんの月収を、働かずして稼ぐこともできるわけです。
が、働いていないわけではありません。
競馬開催の前々日の木曜日まで4日間をデータ集積して、いかに低額で的中させるかを出しているわけです。
つまり受講生が何も書かないとか、宝くじ売り場に並ぶだけ、という努力せずにではなく、水面下で大変な努力をした結果なんですね。
私も余命が決まっていますから、あの世にこのデータを持っていく気もありませんが、本気で努力する方なら、現在の事業(競馬投資ビジネス)の後継者として、引き継いでいただいてもと思っています。
といっても、まったく努力しないみなさんにはムリかもしれませんね。