桃尾の滝から桃尾山の磐座へ
石上神宮から東に位置する滝本町に石上神宮の元宮といわれる石上神社がある。
先日、石上神社の奥にある桃尾の滝を経て大国見山(別名:桃尾山)を登ってきた
朝の木漏れ日が射しこみ神々しい雰囲気に包まれています
桃尾の滝
布留の滝とも呼ばれ、古くから行場として知られている。
滝のお不動さんと白龍大神をお参りしてから登山道へ向かいました。
初めは登山道も舗装されているんですが、昨日の雨で濡れてて何度も
すべりそうになった。
10分ほど登ると大親寺 というお寺が見えてきた。
大親寺HPによると
饒速日命(ニギハヤヒノミコト)が「十種瑞津の宝」をもって、
この桃尾山に降臨されたとのこと。
それは現在の大親寺本堂を中心とした境内地という。
そして、本堂内にも御神殿がありニギハヤヒノミコトを祭祀しているそうです。
お寺なのにニギハヤヒを祀っている?∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
う~んなんだか不思議。
ここには立ち寄らず、お寺横の道を通ってさらに登っていきます
出ました~
磐座です。
頂上付近にはこのような巨石がごろごろしています。
4mぐらいの高さがありそう
大国見山(桃尾山)頂上。
標高500mのピラミッド型の山で、国見山という名前の通り奈良盆地を
一望することができます。
かつてこの場所でニギハヤヒは「虚空見つ日本の国(そらみつやまとのくに)」
と言ったかどうかは定かではありません( ̄_ ̄ i)。
山頂にはこの小さいけど存在感のある祠が南西の方角を向いて鎮座しています。
祠の前に静かに向かい祝詞をあげていると、今まで静かだった山頂に
どこからともなく風が近づいてきました。
しだいにまわりの木々がざわめき、なんとも心地のいい風が渦を巻くように
祠と自分のまわりを包みこんでいきました。
以前、雨宮龍神社 でも同じような体験をしましたが、それとは少し違う
ここは優しい感じです。
祠の斜め後ろには磐座?石が点在。
それには次のような字が彫られています…
『御山大神』 『外一統明神』
祠の前には、先がとがり丸い穴の空いた意味深な岩があった。
饒速日命が降臨してきた際に乗っていた天の磐船なのか、
もしくは古代の祭祀跡なのか、
それとも、のろしを上げるためのものなのか
はたまた、とがった岩の先からビームでも出ているのか
この岩のとがった先の方向には・ ・ ・
二上山(にじょうざん)があります。
なんだかとても気になる山なので、
この後下山してその足で二上山に向かう事にしました
つづく