1.FSV マインツ 05 vs ボルシア・ドルトムント | ぶらりサッカー観戦記

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2017年3月までの間のドイツを中心とするサッカー観戦について、できるだけ現地の雰囲気をゆるーい感じで伝えます。

久々に1週間空きの試合観戦な気がします。ミッドウィークに試合がないと物足りないですが、ゆっくりできていい感じです。2月になればUEFAチャンピオンズリーグやカップ戦などまた選手にとっては厳しい日程が待っていますね。自分もドイツ滞在が残り1か月を切り、今のうちにということで忙しくなりそうです。
 
さて、ブンデスリーガは今週からいよいよ後半戦。バイエルン・ミュンヘンの首位は毎年のことではありますが、今季は2位がRBライプツィヒ、3位が無敗でTSGホッフェンハイム(前半戦終了時点)などなど驚きの順位表です。2位以下の取りこぼしが少ないということもあり、例年になくバイエルン独走というわけにいかないようです。
 
そんな中なかなか調子の出ないボルシア・ドルトムント。今回はそのドルトムントの後半戦一発目、1.FSV マインツ 05 vs ボルシア・ドルトムントに行ってきました。
 
マインツのホームであるオペル・アレーナ(旧コーフェイス・アレーナ)ですが、近いのに昨年は一度も行かず、2015年の10月以来となります。
 
いつ間にやら路面電車の駅が完成していました。51番と53番に乗ればスタジアム手前に着きます。
 
ただし、試合開始前はこの駅に到着しますが、試合後90分間は混雑を避けるために留まらないようです。
以前と同じように試合日はシャトルバスが運行していますので特に大きな問題はありません。
 
そんな驚きの中、アウェイ側の席をとったので行ってみるとみごとな隔離通路から入場。秘密の入口っぽかったです。
 
また、初めての経験だったのですが、カメラをチェックされました。どうやらカメラの大きさとレンズの大きさを確認しているみたいでした。リュックサックは全面禁止なのは知っていますが、あまり大きいカメラは持ち込みできないようです。
 
とりあえず、自分のデジカメは大丈夫ということで久々のオペル・アレーナは驚くことばかりでしたが無事入場。
 
マインツのFW武藤嘉紀は先発。ドルトムントのMF香川真司は先発予想でしたが、ベンチスタートでした。バイエルンから帰還したMFマリオ・ゲッツェもなかなか調子が戻らず今回もベンチ。
 
エースFWマルコ・ロイス、ガボンが敗退したことによりチームに戻ったピエール=エメリク・オーバメヤンが先発。古巣となるアンドレ・シュールレも先発でした。
 
 
試合前には1月27日がアウシュビッツ収容所の解放記念日だったこともあり、収容所に収容されいた人のひ孫の方がスピーチをしてセレモニーが行われました。
 
そして試合がいよいよ開始。
開始早々3分にロイスが先制弾。ロイスは対マインツ戦13試合で10得点目となるお得意様です。
 
このままドルトムントペースになるかと思いきや、そこからぱったり。セカンドボールがことごとくマインツに拾われ、ピンチの連続。武藤にゴールネットを揺らされますが、オフサイド判定に救われるなど散々な展開です。
 
ちなみに武藤のゴールはうまく2列目から飛び出し、トップにいた選手は確かにオフサイドですがボールに関与していなかったので、武藤自身はオフサイドではないと思います。
 
判定にも救われたドルトムント。なんとか1-0リードで前半を終えました。
 
実は今回はここまで。
私用でどうしても外せなかったので泣く泣くスタジアムを後にしました。
 
結果は周知のとおり終盤に追いつかれドロー。2位ライプツィヒとは11差、バイエルンとは14差。優勝は難しいですがCLのストレートインの順位には入りたいところです。次節は2位ライプツィヒですので、これ以上離されないためにここでの勝利は必須となるでしょう。
 
ちなみに前半で帰ったため新しくできた路面電車のおかげでタクシーに乗らずに済みました。