ドキュメンタリー『ベルリンの野うさぎ』 | 雑記帳(旧・ジェルボー、時々ゲリの東京日記)

雑記帳(旧・ジェルボー、時々ゲリの東京日記)

おされブログはもう書けなくなりました(笑)
人は変化するものです。
日記のつもりで記録します。

今年のアカデミー短編ドキュメンタリーにノミネートされた作品が、昨年NHKのBSドキュメンタリーで放映されていました。先日再放送があったのでようやく視聴!

「ベルリンの壁は野うさぎの楽園だった?!」
穏やかに始まる物語は、やがて冷戦の現実と壁に翻弄されるうさぎたちの皮肉な運命をあらわにしてゆく・・・
うさぎの視点から歴史を見つめる新しさ、描かれる「うさぎたち」がいつしか壁の中の人々に重なっていくような語り、見応えのある作品でした。

うさぎ好きも大いに楽しめる可愛い映像満載ですが(下の予告動画参照♪)、中盤とラストの映像は少しショッキングかも・・・でも都会で暮らす野うさぎの生態をありのままに見せてくれる貴重な映像だと思います。

ちなみにベルリンの野うさぎはアナウサギなので、ペットとして私たちが飼っているうさぎの直接の先祖です。色はゲリと同じチェスナットでした(笑)




原題: Rabbit a la Berlin
制作: MS Films / ma.ja.de Filmproduktion (ポーランド/ドイツ 2009年)

内容(※ネタバレあり)

第二次大戦直後、食糧難に苦しむベルリン市民たちは焼け野原と化したポツダム広場を掘り起こして畑を作った。そこへ、お腹を空かせた野うさぎたちも集まって来た。そんなある日、野菜畑に鉄条網が張られ、ブロックが積み上げられ、壁が建てられていく。人びとが争ったり、逃げたり、叫んだりする数日間が過ぎ、そして突然に静寂が訪れた。恐る恐る穴から出てきた野うさぎたちは、自分たちが2つの壁の間に挟まれた細長い土地に取り残されていることを知る。
二重の壁の内側はうさぎたちにとって外敵のいない楽園となり、大繁殖。楽園の創造主はその手柄を世界に自慢したいと思い、世界中から賓客を招く。一方、うさぎたちは望むものを手に入れ、周囲の世界への興味をなくし、次第に無気力になっていった。
そんな中、一部のうさぎたちが壁の下に穴を掘り、西側へ出ていくようになった。すると、楽園の番人は、兵士たちに命じて薬品を使って草を枯らし、うさぎたちを撃ち殺していく。それまでとはうって変わり、うさぎたちは生き抜くために身を潜めた。そして受難の日々が永遠に続くかと思われたある日、突如としてうさぎたちの目の前で壁が次々と壊されていく。
好奇心を取り戻したうさぎたちは、壁を越えて西側へなだれ込む。しかし、行動の自由を得た代償は小さくなかった。彼らを待ち受けていたのはさまざまな外敵や困難だったのだ。

(NHKサイトより)



byジェルボー