個を鍛える | GEORGE TIMES

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

中国から日本に来て、その後会社を起業し、
東証1部上場を果たした宋 文洲(そう ぶんしゅう)さん。

今、それと反対のことが中国でおきています。

つまり、「職は中国に在り」ということで

景気のいい北京、上海などの都市部を目指す

日本人が増えています。

先日のNHKのクローズアップ現代でこのことが
取り上げられていました。

中国に長期滞在する日本人はこの10年で

約7倍に増えたそうです。

数年前の大手企業の中国進出当時は、

立派な外国人用の社宅に住み、送迎付きで会社に出社するのが
当たり前でした。

しかし、現在は日本と同じように、電車で通勤したり、
会社の寮に住んだり、アパートも共同で借りたりして
たくましく生きている若者が増えているそうです。

21世紀は「個」の時代と言われています。

私もよくメルマガにも書いています。

まったく新しいソーシャルメディアが誕生し、
個人が誰でも、

好きな時に情報を発信できる時代になりました。

個を鍛えるとはどういうことか?

自分の今日の出来事をだらだらブログに書いても、
それではいつまでたっても「個」は鍛えられないでしょう。

「個」を鍛えるには、自分の周りで起きる様々な問題を、

自分なりにどういうふうに解決したか。

そういうことを情報として発信していく。

特に海外であれば、文化や慣習の違いがあって当たり前。
それらを理解した上で、相手と付き合わなければ

当然ぶつかったり、見解の相違がおきるもの。

何があっても、自己責任という感覚を持っていないと
いつまでたっても「個」は鍛えられない。

国や会社があなたに何かをしてくれると望むのではなく、
あなたが、国や会社にどういう貢献ができるのかと

考えましょう。

そうすれば、少しずつ「個」が鍛えられていくはず。

ジョージ

No.523