『 努力をしても報われない 』 | GEORGE TIMES

GEORGE TIMES

30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

これからの時代は努力をしても報われない時代。

そういうと誤解を招くかもしれないし、じゃあ
努力するのをやめようと思われると困るので、
正しく伝わるように努力します。

たとえば、ホームページ。
これだと思って作ったホームページは、翌週には
同業者に真似されて、そっくりのものが作られ
ています。

たとえば、カフェ。
コーヒーやラテのサイズと金額はほぼ同じ。
味もたいして変わらない。

たとえばあなたの仕事。
となりの同僚とやっていることは何も変わらない。
給料も当然同じ。

日本人は他人と違うことを嫌う文化を持っているので
案外それが心地よいのかもしれません。

しかし、確実に社会やマーケットは変わってきている。

どんなに努力しても報われない。

だから逆に報われないことを前提に事をすすめる。

つまりは、結果にフォーカスする。

途中の努力しているプロセスは見ない。

結果によってそのプロセスをカバーする。

そうすれば、管理する必要もなくなる。

営業マンだけでなく、経理や総務、研究開発でさえ、
会社の求める結果や期限を守ればその間は何をして
いても、あるいは休んでいても自由。

九州のベスト電器は、まさにそういう取り組みをして
いる企業。社員からタイムカードがなくなり、社員を
管理することをやめた。

努力をすることはとても大切。でも成熟社会では、
その努力より、工夫して結果を出す人や企業が
これから増えてくる。


ジョージ

NO.451