[第67作目 予告2] 彼岸花 | 如月祐介のブログ 「東方零式幻想歌」

如月祐介のブログ 「東方零式幻想歌」

女性を描くアマチュアの小説家、詩人、作詞家。東方プロジェクトの音楽に付けた歌詞を公開しています。マンションのベランダで家庭菜園をしています。

「あなたの愛を知った別れの日……。」



作品名: 彼岸花 (オルゴール版)

曲名: 彼岸帰航    ~ Riverside View (オルゴール版)

公開日: 2024年9月21日 (土) ~ 2024年9月27日 (金)






メイリン「人間は亡くなった後にどうなるのかは昔から我々に問いかけられていて、それによって世界中に様々な宗教が誕生することになったのよね。」



「例えば東日本大震災のような出来事があると理不尽な気持ちになるし、我々がこの世に生まれてきた理由は何なのか誰でも考えると思うの。」



「如月祐介は見えない世界のことが少しずつ分かり始めてきたみたいで、この世と平行して魂の世界が存在していると思うようになったんだって。」



「人間は亡くなった後に肉体から魂が抜けて平行して存在している幽界に移行し、我々からは見えなくなって話すことができなくなってしまうの。」



「そこで他人から見えなくなった自分が亡くなったことに気づき、約49日後に表れる光の輪を通って天界に昇っていくのよ。」





天界





メイリン「天界は亡くなった人が暮らす平行世界のようなもので、我々の本当の故郷であり、地上界には肉体を求めて旅に出たようなものなのよ。」



「地上界で様々な苦労を乗り越えて精神的に洗練されていくと、魂の格である霊性が上がって天界でも上の次元の世界に行くことができるみたいね。」



「つまり神様とは非常に高い霊性を備えた高級霊のことで、我々はその領域になるために輪廻転生を繰り返して修行しているのよ。」



「だから自殺は神様との約束を破る絶対にしてはいけないタブーで、光の輪が降りてこないから成仏できなくなって幽界に閉じ込められてしまうの。」



「そうなると親族の人が亡くなった後に光の輪が降りてこなくなり、負の連鎖になって地上界の我々に様々な病気や怪我などになって伝わるのよ。」





彼岸





メイリン「そのことを知ると亡くなった後に成仏できるかはとても大切なことで、彼岸にお墓参りをすることの重要性がよく理解できると思うの。」



「お墓や仏壇を通じて亡くなった人に供養の気持ちを伝えることができて、天界で安心して過ごしてもらえるように生きることが何よりも大切なのよ。」



「それが伝統として伝わっているのが彼岸で、霊性の高い日本人の信仰心が表れているから現代でも風習として大切にされているの。」



「地上界の我々は亡くなった人が安らかに過ごせるように願うものだし、天界の亡くなった人も地上界の我々が幸せになれるように願っているのよ。」



「だからいつまでも悲しんでいるのを亡くなった人は望んでいなくて、何よりも前向きな気持ちで幸せを求めて生きることがとても大切なの。」










メイリン「このように霊的真理を理解すると、大切な人が亡くなる出来事は一時的な別れのようなもので気持ちを切り替える必要があるのよね。」



「そうすれば天界と地上界が平行して存在していることが分かるし、いつまでも悲しみに暮れているのは望まれていないことに気づくと思うの。」



「地上界に生きる我々は常に人格の向上という認識を持つことが大切で、様々な人生の出来事も魂を磨くための試練だと捉えることが大切ね。」



「それが昔の日本人が大切にしていた価値観で、立派な精神性を身につけて生きれば自分が亡くなった後に天界で喜んで迎えてくれるはずよ。」



「それでは日付が変わった0時に本編を一般公開するから、YouTubeの音楽を再生して歌詞を曲の旋律に合わせて読んでみてね。」

















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