20日放送のNHK坂の上の雲・日清開戦を見て違和感を覚えたので、
NHK視聴者コールセンター
0570‐066‐066
に次のように問い合わせをしました。
正岡子規の目の前で日本軍が略奪を働くシーンがあったが、
Q、原作に基づいているのか?
A.原作にはありません。オリジナルです。
詰問(きつもん?)委員や司馬遼太郎財団と相談して、
制作しているので問題はありません。
委員は、司馬遼太郎記念館常務理事や
宮尾登美子氏、ありうみやすし氏、えんどうとしや氏、
せきかわなつお氏ら、です。
Q.日本軍が略奪を働いたことは史実に基づいているのか?
A.第2軍大山巌司令官の参謀長宛機密文書に
「略奪ばりの強要があったので、1、2の不心得者を処分した」
旨の記載があります。
また正岡子規の陣中日記に、「日本軍が近付くと
中国人民が逃げ出した」旨の記述があります
少数ながら、略奪に近いような事実はあったようです。
Q.このシーンの脚本は、野沢尚先生、柴田岳志先生、
佐藤幹夫先生、の誰が担当したのか?
A.資料にはないので、わかりません。
これに対して意見を述べると、
○あくまでもドラマである。
○戦争の悲惨さを伝えたかった。
○秋山真之、秋山好古、正岡子規の
三者三様の視点で日清戦争を捉えたかった。
正岡子規の視点は、民間人からの立場で
戦争で非戦闘員が亡くなっていることを伝えたかった、そうです。
最後に
Q.ごく少数の事例を基にで、あたかも日本軍全体が略奪行為を
働いている印象を与えるドラマを制作しても問題ないのであれば、
不祥事を起こしたNHK職員がいるので、
その事実に基づいて、NHK職員全体が犯罪者である、
という印象を与えるドラマを制作するが、問題ないか?
A.手元の資料に書いていないことについて、お答えできません。
意見として承ります。
との回答でした。
どなたの脚本部分なのかは不明ということなので、
代表して、この方に改めて意見を述べたいと思います。
野沢尚公式ブログ
http://nozawahisashi.blog.so-net.ne.jp/2009-10-30
私は、決してクレーマーではありません。
ところで おまけです。
なんと、産経新聞社 九州・山口本部より、
産経応援読者の皆様へのお礼を兼ねた御案内です。
産経新聞記者による「最前線報告会」のご案内
謹啓 師走の候、時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。
産経新聞を応援する会の皆様には格別のご高配を賜り、
厚くお礼申し上げます。
このたび、産経新聞社は第一線記者による第4回「最前線報告会」を
開催いたします。鳩山内閣が9月16日に発足して3ヵ月が過ぎました。
日米同盟の弱体化に進む外交の危うさや
米軍普天間飛行場の移設問題などの安全保障問題など不安が交錯しています。
そこで永田町で長年にわたり取材している政治部の現役記者が、
鳩山政権の深層を徹底レポートします。
この機会にぜひご参加いただけますよう、よろしくお願いいたします。
謹白
講 師
阿比留瑠比 産経新聞政治部記者(首相官邸キャップ)
演 題
「鳩山政権を解剖する」
日 時 平成22年1月16日(土) 13:30~15:00
場 所 アクロス福岡 6階 福岡市中央区天神1-1-1
会 費 1,000円 当日受付にてお支払ください。
(FAX申し込み先着60名様にて締め切らせていただきます)
阿比留瑠比(あびる・るい) 経歴
昭和41年3月、福岡県太宰府市生まれ。
早稲田大学政経学部卒。平成2年産経新聞社入社。
仙台総局、文化部、社会部を経て10年から政治部、
首相官邸、防衛省、自民党を担当、現在は首相官邸キャップ。
共著に「声なき声を語り継ぐ 戦没者遺族 50年の証言」
「民主党解剖」などがある。
※ご出席希望の方は、大変ご面倒と存じますが、
下記にご記入の上FAXにてご返送ください。
ご芳名
企業・機関名
お役職
ご住所
TEL
FAX
FAX 092-726-2572
産経新聞社九州・山口本部「最前線報告会」産経応援係