初めて社会に出て働き始めて頃、絵を描くときの色の選び方に固定観念を持ち指導する先輩がいました。


『顔ははだいろ』『目は黒』『髪の毛は黒か茶色』『口は赤』など。別な色で描こうとすると注意して書き直し…新人の私は怖くて何も言えないのとそうやって教えないといけないものなのかな…と思っていたんです。自分が好きな色で描く子どもの姿を見て何がいけないんだろう…と疑問を持つことはあっても意見は言えなかったんです…ショボーン


年月が経つと男の子の色、女の子の色と決めつけるのはやめましょう。子ども達の自由な発想で描く楽しさを知ってもらおうという考えに変わっていきました。多分、性同一性障害という言葉をよく聞くようになったあたりから変わってきたと思います。


保育園で考え方を変えても親御さん達の考えは違う場合もあり、子どもが選んだ色だとしても納得せず、質問してくる方はいます。特に女の子の親御さんに多く見られる行動です。


女の子だしピンクでしょ!可愛い色はピンクと決めつけるのは大抵親御さんで、お子さんはその時自分の中で一番好きな青がいいという場合もあるんです。


『なんでピンクじゃなくて青なんですか?』と担任に質問するよりも、お子さんが自分の好きな色で描いた事を褒めてあげてほしい口笛


絵の書き方以外でも、洋服の色、デザインなどもそうです。


大人の考えは凝り固まってることがあります。私も気をつけなくてはいけないな…と思う日々を送っております凝視


一つのテーマとして絵の描き方を選びましたが、様々な場面でこうでなくてはならないと決めつけず、柔軟な考えを持っていきたいですねニコニコ難しい笑