町田商工会議所青年部12月度例会が開催され、第99代 内閣総理大臣の菅義偉 代議士がお見えになりました。



演目は「菅義偉氏が語る私たちの道標」です。

菅 元総理は安倍晋三元総理の時代に官房長官を務め、その後総理大臣になられ、
新型コロナウイルス感染症のワクチン確保や、
携帯電話料金の大幅削減(4500億円)、
不妊治療費の国保適用、
医療費現役世帯の720億円削減、
福島第一原発の処理水問題に終止符、
アメリカによる福島県産輸入規制を全面撤廃、
自殺予防対策、
縦割り行政を打破し全国以上あるダムを統制し水害を防止、
農林水産品の輸出が過去最高額、

など確かな実績を積み上げてこられました。

町田に来てくださり、これまで取り組んでこられた様々な政策について一つ一つお話してくださりました。

ゆっくり丁寧に説明してくださるお姿に実直で堅実なお人柄と、国を思う大変強い意志を感じました。

また安倍晋三元総理に対しては、「戦後日本の外交・安全保障の骨格を作った方だ」と断言されていました。

第一次安倍総理が誕生する直前の日本は、普天間基地の最低でも県外発言以降、隣国は一斉に行動を起こし、
中国漁船が尖閣諸島近海で海上保安庁の巡視船に体当たりをしたり、
有史来初、ロシアのメドベージェフ大統領が国後島に上陸したり、
韓国の李明博大統領は竹島に上陸したり、等々、
世界的にはジャパンパッシングの状態に陥っていましたが、その後同盟関係を改善し、現在は日米同盟がきちんと機能していることから日本の安全は保たれている、とのことでした。

安倍元総理と共に積み上げた70年談話のお話、自虐史観の整理、についても触れつつ、

現在の日本はロシアのウクライナ侵攻に端を発する物価高、32年ぶりの円安、景気後退懸念があることから、新たな予算を組み、円安のデメリットばかりに注目せず、メリットであるインバウンドを最大限活用すると同時に、企業の国内回帰や物作り企業の国内誘致を推進し、雇用を確保しつつ、国の舵取りをしていかなくてはならないとお話しくださいました。

世界の中での日本を意識させてくださるスケールの大きなお話しを聞かせていただき、大変勉強になりました。

貴重な機会を創出してくださった町田商工会議所青年部の皆様に心より感謝申し上げます。