先日、お盆の墓参りに行きました。

この墓は私が25才の時に建て、母が眠ってます。

 

母の好きだった黄色の向日葵を自宅の庭から持参しました。

 

墓石の字は俳人で、書家、教育者であった母の兄の渡部 抱朴子(俳号)に書いていただいた字です。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/渡部抱朴子

 

墓を建てるにあたり、是非にとお願いし書いていただいたことが昨日のように思い出されます。

 

渡部抱朴子(本名 渡部盛幹)は、明るく快活で、とても教えるのが上手な人でして、

私の幼少期によく俳句や歴史を教えてくださり、お陰で歴史が好きになりました。

 

運動が得意で鉄棒の大車輪や、戦争体験や、軍馬の話、士官学校時代の話も教えてくださりました。

 

伯父さんは私が小学生時代に毎日書いていた日記を、「面白い!」と教育委員会に持ち帰り、教材や教科書テキストになったこともありました。

 

神職で教育者であった祖父(俳号 渡部杜羊子)も俳人だったらしく、愛媛には祖父や伯父の句碑が多くあるようです。

 

いつか祖父や伯父の足跡を訪ねて回りたいなと思うと同時に、御先祖に思いを馳せ、会える気になる、ありがたい墓参りでした。