菊地泰生【初段 審査論文】 | 義理と人情と心意気と・・・ときどきてきと~に2
2018-11-30

菊地泰生【初段 審査論文】

テーマ:心の道場

弊会では、一般の初段と四段の審査科目に論文が含まれています。


空手道の上達ももちろんですが、その「人」の内面(考え方)を面に出し、振り返り、自らを識るためのものでもあります。


今回は、幼児で入門し、現在高校生になった泰生の論文(2018.12月受審)を紹介します。



「空手道修業で得られたもの」



 

 気付いたら僕は空手をもう12年も続けている。

 

初めて道場に入ったのは5歳のときだった。

 

親に連れてこられて、友達と遊びに来ていただけだと思う。

 

その当時、僕は喘息とアトピーで体が弱かった。

 

性格も格闘技には向いていない。

 

組手が怖くて泣いたことがある。

 

先生が恐ろしくて泣いたこともある。

 

とにかく泣き虫だった。

 

弱くて、大して上手くないそんな僕が今こうして空手を続けているのは、よく考えると不思議に思えてくる。

 

同じ年の連中もいつの間にか辞めてしまっていて、今ではほんの数人しかいない。本当に不思議だ。

空手は弱い僕のことを育ててくれたと思っている。

 

今、胸を張って強くなりました、とは言えないが、昔の自分よりは確かに強くなっただろう。

 

身体や心など、僕のことを空手は強く成長させてくれた。

 

それは、高校でラグビーをやっていることが示しているだろうと思う。

 

昔の僕のことを知っている人に、ラグビー部に所属していると伝えると、とても驚かれる。

 

さらに、フォワードでスクラムを最前列の真ん中で組んでいると言うと、もはや絶句される。正直、自分でも驚いている。

 

入部当初は同学年の仲間が10人いたのだが、今では半分の5人になっている。

 


周りに流されずに続け、痛くてキツくてつらいラグビーをそれでも楽しめたのは、空手で培ってきた根性や打たれ強さのようなものがあるからだと思っている。



僕は空手を通してたくさんの貴重な経験をさせてもらった。

 

空手で受ける刺激はおもしろくて良いものばかりだ。

 

学校だけでは味わえない経験が多くある。

 

どれも印象的で思い出深いものばかりだ。

 

何より空手道というものに出会えて本当に良かったと思っている。

 


週に1回のペースではあったが、空手を続けてきたこの12年で僕は、大きな自信を得ることが出来た。


何か1つのことを諦めずに続けるのが、難しくてとても大切なことだというのを理解することが出来た。

 


継続は力なりという言葉は本当のことだった。

 


まだまだ未熟だが、これからも空手を楽しみながら頑張りたいと思っている。

 


「優しいだけが男じゃない」という師範の言葉を胸に刻み、男らしく強くあることを目標にして生きていきたいと思う。


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