牡蠣♡和牛の狂宴【 ウマミストーム 】は不可能を可能にする。

熟成肉、熟成肉、と世間は熟成肉ばやりだが、十派一絡げに熟成すればおいしくなるというものでもないらしい。昨日、カキとニクのコラボメニューを考えようと、あの有名店 格之進さんにて千葉社長自らにいろいろ聴くことができた。

曰く、自分の実家の貴重な和牛を一番おいしく出す方法を模索していたら、たまたま熟成という方法にたどり着いただけで、もっとおいしく出せるなら他の方法を選ぶとのこと。だからあえて熟成肉を高らかには謳わず、日々、方法技法を探求し続けているという。

僕のエイジングビーフとの出逢いはニューヨークの老舗ステーキハウス ピーター・ルーガー。創業100年以上のまさに老舗中の老舗。いま日本に上陸して話題のウォルブガングはじめ、北米のメジャーステーキハウスはたいていここの卒業生。

で、そこで生牡蠣がオンメニューしている。さらにはステーキのソース…塩ソース代わりに生牡蠣をステーキにオンして食べる。僕はこれを勝手にピーター・ルーガースタイルと名付けオイスターマイスターに拡めてるわけ。

ちなみにカキが生み出す濃縮海水がソースだから絶対に洗ったらダメよ。海水を溢さず開けて、そのままステーキに海水ごとオンね。（洗う…これについてはもう論議もしたくないから無視）

肉の旨みと蠣の美味み、アミノ酸×アミノ酸、まさに【ウマミストーム(Umami Storm)】。もともとはステーキもカキも滋養強壮、精力剤としてニューヨークの歓楽街で快楽に酔いしれる前のエナジーチャージとして愛された。カキは胃腸薬として消化も助けるので重いステーキには持ってこい！さらには二日酔い防止にもなる。

カキをオンメニューしちゃうだけで、肉も酒も余計に売れる、しかも合わせれば奇跡のウマミストーム。まさにカキ♡ニクは地上最強…いや宇宙最強の組み合わせといえるのではないだろうか。ぶっちゃけピーター・ルーガーより、格之進さんの方がうまかった。和牛最高！しかもオリジナルに編み出した和牛専用のこれ以上ない熟成法。

そんな格之進さんと「カキ♡ニク⇒ウマミストーム」なコラボイベントを開祭する予定。募集前に埋まりそうやの。イベントだけでなく世界を唸らせ狂わせるようなモノが創れそう。和牛も牡蠣も世界市場。久しぶりにテンションのあがる殴り合いでした。エンゲルちゃん、キッカケをありがとう。

＜Ꮹ＞2014-10-28

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