コードレス・アイロンのレビュー | カフリンクスの日々~実践!カフスのつけ方・使い方

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カフリンクス(カフスボタン)の付け方・つかい方。スーツだけじゃない実践コーディネイトを写真画像で解説。タテオシアン、トンプソン、ダルビー、モンアート、ルイ・ファグラン、エリザベス・パーカー、KJDなどインポート・ブランド好き。シャツのアイロン、たたみ方も。

8月9日にAmazonで注文したコードレスアイロン が翌日には届きました。さっそく使ってみたので、レビューしたいと思います。

アイロンは重いほうがいいとか、「かけ面」が広いほうがいいといった考え方もあります。そうした特徴を備えた我が家の「重デカ」旧型アイロンと比較して、軽量で取り回しのよい「コードレス」の実力がいかほどかという点もチェックしていきます。

まずは予告どおりに、タイムトライアルでの評価です。

【方法】
綿100%のシャツ4枚をカラースティフナー(カラーステイ、カラーボーン、カラーキーパーなどとも呼ぶ)は外した状態で用意します。1つのアイロンにつき、任意の2枚にアイロンをかけ、1枚ごとにタイムを計測します。スタートの合図とともにアイロンを手にし、「自分が着用するのにまったく問題ない!」という状態に仕上げるまでの時間を計測します。
計測の順序は「重デカ」で2枚、続いて「コードレス」で2枚です。順序の効果を相殺する手続はとりません(面倒なので)。

【結果】
重デカ(PHILIPS Azur PRECISE 4330)
 1枚目 9分28秒
 2枚目 失格(参考記録 7分34秒)

コードレス(TOSHIBA poweful LACOO TA-FVX82)
 3枚目 7分58秒
 4枚目 8分16秒

1枚目の時間が特に長いのは、シャツの肩のあたりに変なシワをつけてしまって手間取ったからです。大きな「かけ面」をもつアイロンは、シーツなどの平らで広い面をかけるのには適していると思いますが、シャツの肩辺りに内側からアイロンを当てたりする場合など、立体裁断モノには小さいアイロンのほうが有利と感じました。

2枚目の計測で「できあがり!」と思って時計を止めたあとに、仕上げの不備が見つかったので、「失格」としました。あわてずに完遂できれば、8分少々で仕上げることができたと思います。

3回目は目標タイムの8分をわずかですが切りました。
4回目の記録は伸びませんでしたが、安定性を示す結果かと思います。

時間的には明らかな差が出たわけではありませんが、使い慣れた「重デカ」に対して、はじめて使った「コードレス」でこのタイムですから、「コードレス」に軍配を上げたいですね。

次に、「コードレス」の難点を挙げておきます。

難点その1。コードレス・アイロンというのは、コードレス電話のような充電式ではありません。蓄熱式とでも呼べばいいでしょうか。アイロンを「スタンド」に置いているうちに熱を蓄えて、アイロンをかけているうちに徐々に冷めていくようなイメージです。そのため、「スタンド」は必ず手元に置いておく必要があります。「スタンド」には巻き取り式コードが内蔵されていますが、その長さが1.6メートルしかありません。いつもアイロンをかけている場所では、コンセントに届かず、延長コードを使う必要がありました。

難点その2。東芝TA-FVX82のウリでもある、“BORON”というかけ面の素材について、すべりが良すぎて少し戸惑いました。アイロン自体が軽いこともあって、生地を引っ張りながらアイロンをかけるという使い方をする場合に、生地がするりと抜けてしまいそうな感覚があって、使いづらかったです。実際には、シャツとアイロン台との抵抗があって滑らないので、慣れれば問題ないでしょうけれど。

最後に、「コードレス」の最大のメリットを。
邪魔なコードがなく、ハンドルの形状が輪っかに閉じていないので、逆手に持っても無理なく使えます。また、本体が小さいので、アイロンのおしりの側も視界が良好です。いままでシャツの向きを置き換えたりしていたところを、アイロンを逆手にしてかければ、さらにタイムを縮められるかもしれません。

本当はタイムトライアルが目的じゃないんですけどね。

まぁ、シャツ1枚を3分くらいでアイロンできるようになったら、動画でもつくりますよ。

GenRock店長でした。

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