1月の大爆釣劇。 | ジェノクロス もっくんの 『GENOCROSS from 紀ノ川』

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オカッパリ専用オリジナルバスロッドブランド 『GENOCROSS(ジェノクロス)』の情報をはじめ、モニターを務めるガンクラフト製品、デジーノ製品のインプレッション、そしてそれらを使用したもっくんの釣行記やコラムをお届けします。

1月の野池って、ふいに大爆釣を経験することありませんか??

 

僕の釣り人生を思い返してみても何度かそういった記憶があります。

そしてその確率がやたらと高いのがなぜか淡路島野池なんですよね・・・。

 

 

 

【2024年1月17日: 淡路島野池】

 

前夜は大阪和泉のルートインホテルに宿泊し、朝は8時に出発。

約2時間かけて、淡路島野池に到着したのは10時ごろでした。

 

いつもならトイレのあるジョイクロスト池から釣り開始なのですが、この日はお腹の調子が良かったのでトイレがなくともいけるだろうとの判断で別の池からスタート。

ということで様々な動画やDVDのロケでかなり使い古された老舗池へ。

 

着いてみると適度な風もありつつ陽もよく当たっておりイイ感じ。

こりゃ釣れそう・・・と、まずは足元にあるリップラップにBFスモラバを軽くピッチング。

 

・・・・・!?!?

 

 

おい、マジか!?

 

開始数投めでいきなりモンスタークラス捕獲~!?

 

岸からわずか1メートル程度のリップラップにBFスモラバを投入し、軽くズル引いた瞬間に根ガカリのような違和感。半信半疑でアワセを入れてみると、確かな重みがのしかかっていたのでした。

クチ真っ赤か、そして身体は真っ白けっけの冬バスでした。普段からこのシャローに居る個体ではなく、今日の天候やコンディションに誘われて上がってきた個体であることは明らかでした。

ちなみにイマカツ/アベラバ3.5gにレイドジャパン/バトルホッグ2.6の組み合わせでした。アベラバはマイナーチェンジしてからさらに良くなりましたね。できれば昔あった4g、4.5g、5gあたりも再度ラインナップしてほしいですが。。。

 

 

いや~ボウズ覚悟の厳冬期野池で開始数投でのモンスタークラス捕獲は気持ちイイ。

しかし思ったより浅い場所におるねんな~と思ったので、近くの似たようなシチュエーションを探してみると。

 

おい、マジかよ。。。(2回目)

そこから10メートル程度離れた同じような場所にまだいました!!

まったく同じコンディションのバス、食い方もルアーも同じでした。まぁサイズだけは少しダウンしてしまいましたが。

開始15分で2本ゲット、もう今日はこれで帰ってイイやん(笑)

 

ちなみにロッドはこの頃まだ最終プロト段階のジェノクロス/New紀ノ國リブレイド。この最終プロトまで長さは66程度だったのですが、完成版でグリップを1センチ程度切り詰めたため最終的に65となったのでした。

というかこの釣行でグリップの長さが気になったから後日調整を行なったのです。いわゆる「ブランク有効レングスは66規格だが、グリップが短いので65」ってやつになりました。

そしてこの最終プロトは本当にもう最終確認用で長く使うつもりはなかったので、リールシートは適当にECSにしてました。ただそれはそれで意外と良かった(笑)

 

 

 

午前中はこれにて終了。

昼メシは「淡家」でうどんを食べ、昼寝もたっぷり。何度も書いてますが淡家のうどんはおそらく日本で一番美味いのではないかと思います。そして淡家側もその自覚があるようで、どんどん価格設定が強気になってきている・・・・。

 

で、午後からは通称「小田池」へ。昔はこの池を「ハート池2」と呼んでいました。

車から約10分、超急傾斜の山道を歩いて到着。

 

まずは足元のカバーを・・・・とポチャポチャやり始めたとたん、グン!!

いきなり明確すぎるバイトがあり、ファイト開始したのですが、数十秒さんざんファイトした末にフック伸びでバラシ。。。スモラバはこれがあるよな。。。

 

でもこれでこの池もバスが足元のカバーにいることはわかった。

・・・・って、よく見たら水面下1メートルくらいのところをゆ~っくりバスが泳いでいるのが見えてるやんガーン

動きはめちゃくちゃ遅いのですが、カバーに立ち寄りつつ岸沿いに回遊している45センチクラスが時折見えるのです。

これはもう、アレでしょう。

 

ほら、やっぱりコレだった。いわゆる「吊るし」ってやつですね。

見事すぎる体格の50クラス捕獲!!

ファイトも野池にしては強烈でした。今度はスモラバ新品だったから曲がらない(笑)

 

1月中旬~3月くらいになってくるとたまに目撃できる、カバーにコンタクトしながらゆっくり池の岸際を回遊するパターン。これが始まると毎年春が近づいているのを実感しますね。

ただこのパターンって、まったくバスのヤル気がない日に当たると何やっても食わない。そして良い日に当たると面白いように食う。たぶんそのヤル気の差は ①水温が上がり調子なのか②風の有無 だと思っています。真冬でも風がないと食わないですよね、なぜか。

 

ただ近年「吊るし」とか言って流行っていますが、そんなのずっと昔からやってたよ!って人も多いはず。

僕も、まわりの友人も、少なくとも10年前のベイトフィネスブームの頃からやってました。その頃は「カバーに入れて中層シェイク」とか言ってましたが。川村光大郎さんなんかも「マイクロピッチシェイク」って言ってずっと昔から同じことやってましたよね。

なんでもそれっぽく名前を付けたら流行るんですね(笑)

 

 

こんな感じで、釣行時間5時間程度ながら大満足な淡路島野池釣行となったのでした。

この後もバイトはあったんですけどね。

 

で、これで調子に乗ってここから4週連続、淡路島単日遠征の日々が始まります(笑)