2013年5月6日、私は自殺を図った。
この日に決めていた。アマゾンで首吊りで有名なロープを買って準備してた。うつ病で休職してそのとき既に一年以上、すべて後の祭り、全部失った。父親の六回目の命日までに死ぬつもりだった。
首をつるまえに、安定剤を酒で飲む。精神安定剤は精神活動を妨げ時間感覚を奪う。何も考えないようにしよう。立ち上がって、ドアノブへ向かう。目の前が暗くなった。
気がついたら時間は2日も経っていた。部屋のなかは一面血だらけ、吐瀉物だらけ。眼鏡は割れ、体のあちこちが切れ。何が起きたのか分からなかった。
それでも死ぬ決意は変わらない。ロープを掴んでドアノブへ向かう。しかし体が全く動かない。言うことをきかない。這って行く。でもドアノブに手が届かない。自分で首にロープを巻き引っ張る、でも徐々に力が抜ける…。私は死ぬことすら出来なかった。
診断の結果は、セロトニン症候群と横紋筋融解症。安定剤と酒を飲んだ瞬間セロトニンが過剰分泌。精神錯乱。部屋中に体を激しくぶつけ、全身の筋肉が壊死。筋肉が血管に入り通常の500倍まで血液が汚染され腎機能停止。肝臓損傷。もう少し遅ければ、首を吊らなくても腎不全で死んでいた。
こうして、自殺は失敗に終わった。 アホみたいな死にぞこないである。
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