小生は、チェーンの汚れが嫌いなので、ワックス系ルブを使い、いつもピカピカのチェーンを使用しています。
そして、昔からチェーンはKMCのゴールドのXSL(穴が開いた軽量化モデル)と決めています。
これを見て、Naga爺さまが「わらわも欲しいぞよ」ということで、
11S用のKMC X11SL Gold を調達しました。
巷のうわさでは、耐久性は、Shimanoより上であるとか。………Wippermannの実験結果で1.3倍。
なお、新品は防錆用の硬いグリースがついていますので、これを洗浄して、適切なルブを注すことからチェーン交換作業は始まります。
KMCのチェーンはミッシングリンクでつなげていますので、
最初のうちは、これを外すのが至難の業。
ということで、これを簡単に解除できるツールも調達です。
そして、何よりも、今装着しているチェーンを外すため、チェーンカッターも調達しました。
チェーンカッターは当然新しいチェーンのサイズ調整にも使用しますから、必需品です。
支那マーケットで調達しました。
チェーン以外は届いたのですが、チェーンは到着までにあと10日間はかかるかも。
ということで、翁はKMCのチェーンを装着することになりますが、小生のようにきれいな状態を保つためには、
1.ワックス系ルブを使う。………汚れを拾いにくい。
このワックス系ルブも注文し、到着済みです。
2.ルブを塗ったら、これでもかと徹底的に拭き上げる。………チェーンの見えるところについているルブは、百害あって一利なし。汚れを呼ぶだけで、円滑な回転には何の作用もしていないので。
ミッシングリンクだと、チェーンを外して作業できるメリットがあります。
もう10年は使用していますが、巷でいうところのトラブルはなく、小生は、新しいチェーンにも使用済みのリンクを再使用していますが、これまた何ら問題はありません………再利用は自己責任で。
3.150Km(朝練3回)走ったらルブを注し、拭き上げる。………ワックス系は持ちが悪いのでこの頻度がよいのと、このルブの溶剤の洗浄力でチェーンの汚れを洗うことができる。
4.2か月に1回は、洗浄する。………3.が前提。明らかに汚れていたら、いつでも。
石油、市販のディグリーザーもしくは食器洗い等の中性洗剤(これが費用対効果が抜群)を用いて、チェーンのコマの間の汚れを洗い流す。
小生の場合は、洗浄液が汚れを拾わなくなるまで3回くらい洗浄液を交換します。
もしくは、チェーンクリーナーをしっかり吹き付け、コマの間の汚れを洗い流す。
ローラーとブッシュの間の汚れを落とすことが肝要。
外見がきれいになっても、この隙間の汚れた(削れた鉄粉、道から拾った微粉末の砂利等)油orWaxを洗い流さないと意味がありません。
とはいっても、この隙間の汚れを完全に落とすことは至難の業。
新たにルブを注して拭き上げると、タオルに黒い汚れが付くのが普通です。
適当なところで、妥協が必要ですよ。
こう言っとかないと、完璧主義のNaga爺さまは、いつまでたっても洗浄作業をやめない虞がありますので(*^▽^*)
これをさぼると、Goldチェーンをつけても、真っ黒でGoldに見えない将軍さまのチェーンとなりますぞぉ。
一般的にロードバイクチェーンの交換時期は、3,000km~5,000kmと言われています。
ただ、乗り方の違い(ガシガシ走るのとポタリングではチェーンにかかる負荷が違う)で違ってくることも想像できますが、それよりもチェーンの摩耗(=汚れの放置)の方が要素として大きいですから、メンテナンスの違いが大きくかかわって来ます。
メンテナンスをきちんと行う小生の場合、7000Kmは十分持ちます。
こんな風に汚れたままでチェーンを使用していると、5000Kmで伸び(=摩耗)が生じてしまいます。
出典「アドベンチャーなブログ」さん 悪い例で引用してごめんなさい。
高価なチェーンもメンテナンスが悪ければ長持ちしません。
そして、伸びたチェーンは、ギアチェンジにも影響を与え、スプロケ等のギアの摩耗も早めるなどいいことがありません。
安いチェーンをこまめに新品に替えるという手もありますが、チョイと高めのチェーンをメンテナンスして長持ちさせて使うのも大人の対応です。
今回調達したのは、11Sの穴あき軽量化チェーンですので、10Sの普通のチェーンより明らかに耐久性は劣ります。
Naga爺さまのチェーンは他のメンバーよりはきれいにメンテされていますが、
これを機会に、チェーンの丁寧なメンテナンスを習慣づけましょうね、Naga爺さま。
ということで、チェーンの到着まで少々時間がかかる模様。もう少しお待ちくださいませ、Naga爺さま。
なお、届き次第、防錆用のグリースを洗浄し、Azのチェーンルブを塗布し、即装着可能な状態でお渡ししますネ。