不思議な再会 | 源九郎稲荷神社のブログ

源九郎稲荷神社のブログ

「やまとのやまとの源九郎さん 遊びましょ」
奈良県大和郡山市に伝わる童謡に歌われた源九郎稲荷神社は、
「義経千本桜」に登場する「源九郎狐」ゆかりの神社です。
3代目・4代目市川猿之助さん、6代目中村勘九郎さんも
参拝してくださいました。


テーマ:

スタッフのとよです。

今日は、私の不思議な再会についてお話したいと思います。


5月31日、神社にある人が訪ねてきてくれました。


それは、私が源九郎稲荷神社に来ることになったきっかけである

大親友の美里

の死を一緒に見守ったHくんです。


私は、もともと大和郡山に生まれ育った者ではありません。

出身は大阪の天王寺です。


それが数年前に、自分でもわからない不思議な縁で大和郡山に転居することになり、源九郎稲荷神社と縁を持つことになりました。


その始まりが親友の美里でした。


私が大和郡山に転居した時、美里が癌であることが発覚しました。


美里は親友である私にも、癌であることを隠していました。

私が、彼女の病気を知ったのは、そのHくんから連絡を受けてのことでした。


Hくんは、美里と高校の同級生であり、男女の垣根を越えた親友でした。

彼は、たまたま美里が入院した病院の看護婦さんが知り合いであったため、美里の病気を知りました。


その後、彼女の余命を聞かされたり、彼女の死の連絡をくれたのも、すべてHくんでした。


美里はとことん、自分から病気の状態を私達に話をしませんでした。

すべて、Hくんの知り合いの看護婦さんからこっそりと教えてもらってました。


私が、源九郎稲荷神社に来ることとなったきっかけは、その美里の病気祈願でした。


大腸癌で腸をかなり切断した美里は、流動食しか食べることができなくなっていました。


ところが・・・、源九郎稲荷神社へ祈願をした途端、普通食が食べれるようになったのです。

これには医者もびっくりしていたそうです。


わたしは、それまで信心深くもなく、神仏と接するということもあまりありませんでした。


しかし、美里のことをきっかけに、源九郎さんにとても感謝するようになり、少しでも源九郎さんのお役に立ちたいという思いから、神社の掃除をするようになりました。


その辺りのことは、私の源九郎稲荷神社奮闘記に書いておりますが、そんなことから源九郎さんとの縁をつないでくれたのは大親友の美里でした。


http://ameblo.jp/toyo-genkurou/entry-10947131121.html#main (美里の病気)

http://ameblo.jp/toyo-genkurou/entry-10948707966.html#main (源九郎稲荷神社との出会い)

http://ameblo.jp/toyo-genkurou/entry-10950594026.html#main (美里の死の告知)

http://ameblo.jp/toyo-genkurou/entry-10963206889.html#main (美里の死)


そして、美里が亡くなってからもうすぐ5年になろうとしています。


美里が再び縁を結んでくれたのでしょうか?

突然Hくんから電話がかかってきたのです。


彼は、私が勤めていた前の職場の同僚であり、かなり上の役職に就いている人物です。


でも、いくら偉くなっても腰が低くて、けっして偉そうにしない誠実な人柄は、下の者からとても慕われている人でした。


彼が私に電話をしてくれたきっかけは、私が送った退職の挨拶状でした。


私は、その挨拶状に「源九郎稲荷神社の復興活動のボランティアをしています。時間があれば遊びに来てください。」と書きました。


普通の人なら、目に留まらなかった文面に、彼は非常に興味を持ったそうです。


そして、

「いったい神社でどんな活動をしてるの?」

と聞いてきたのです。


私は、基本的に神社の掃除をしていることと、神社のある洞泉寺町の町おこしのイベントなどを企画して開催していることなどを話ました。


彼は、「掃除」というところに非常に関心を示してくれました。

「俺、手伝いに行くわ」

そいう言って、この5月31日に神社に訪れてくれたわけなのです。


なぜ、彼が「掃除」というフレームに興味を示したのか・・・

それは、彼自身が公立の小中高校や公園・公共施設などのトイレ掃除を行うボランティアチームのリーダーだったからです。


彼が、その活動を始めたのは、もう数年前からのことらしく、

「掃除を通して学ぼう!」

という理念で、地道にコツコツと数人のメンバーと共に活動をしてきたそうです。


「お前が、神社でボランティア活動をしているなんて全然しらんかったわ」

「だって、信用できる身近な人にしか話してないもん。私こそ、Hくんがそんな活動していること全然知らなかったわ」

「だって、信用できる身近な人にしか話してないからなあ」


お互い、「自分の信念でやっているだけ」というところが、とても共感しあえました。


この日は、とりあえず2人で境内の一部の落ち葉を片付けました。

久しぶりに見えた楠木の根が、とても新鮮でした。


おばちゃんが

「まぁ~綺麗になったこと!!」

と感動してました。


なにせ、私と中川さんご夫婦の3人しか掃除をするメンバーはいないので、少しづつしか前に進まない状態でした。


それが、Hくん一人が助っ人してくれただけで、二歩も三歩も前進することができました。


やはり、プラス一人の力は大きい!!


「かなり草ボウボウになってきてるなぁ。草刈りしないとあかんなぁ。これは、大人数でかからんと少し厳しいな~」

とHくんは腕を抱えながら何かを思案してます。


「よっしゃ!トイレ掃除のメンバーをこの神社の掃除に来させるわ!!。何人来てくれるかわからんけど、神社のこととなったらみんな賛同してくれると思う。一気にやってしまおう!!」

と言ってくれました。


こんなうれしいことはありません。


きっと、また美里がHくんをこの神社に引き寄せたのでしょうね。


いつにも増して、狛狐さん達がニコニコしているように思えました。


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