カラスの赤ちゃん | 源九郎稲荷神社のブログ

源九郎稲荷神社のブログ

「やまとのやまとの源九郎さん 遊びましょ」
奈良県大和郡山市に伝わる童謡に歌われた源九郎稲荷神社は、
「義経千本桜」に登場する「源九郎狐」ゆかりの神社です。
3代目・4代目市川猿之助さん、6代目中村勘九郎さんも
参拝してくださいました。


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今、神社の境内に

カラスの赤ちゃんが住みついています。


先日の朝、中川のおじちゃんが御神饌をあげるために社殿の中に入ると、何やらこちらを見ている黒いものが・・・


なんと、社殿の階段のところに

カラスの赤ちゃんが座っているのです。


おじちゃんが、

「こらっ」っと言っても動きません。


追い払おうとしても、動きません・・・


仕方がないので中川のおばちゃんが、

「バケツで捕獲して、連れ出そうか」

と言って、バケツを取りに行っている間に、カラスの赤ちゃんは姿を消してしまいました。


しばらくすると、境内の楠木に2羽の親ガラスがとまりました。


そして、今まで聞いたことがないような声で

「カカカカカカカ」

と鳴きだしました。


どうやら、赤ちゃんカラスを探しているようです。


2日前の朝、私が仕事前に神社に来たところ、手水舎のところで中川のおじちゃんがゴソゴソしています。


「おじちゃん、何してるの?」

私が聞くと、

「わたしが神社に来たら、赤ちゃんカラスが、この手水舎に座ってるねん。それで、追い払おうとしたら、どうやらあまり飛べないようで、2メートルくらいの高さのところをやっとのことで飛んでどこかに行ってしまってん。その後を見ると、白い糞が手水舎にいっぱいついていて、今掃除してたんよ。」

とのことでした。


「カラスか・・・」

と思いながら、楠木を見上げると、やはり二羽の親カラスが止まっていました。


暫くすると、また「カカカカカカカ」と不思議な声で鳴きだしました。


みなさんは、カラスと言えば何を想像しますか?

人によると「縁起が悪い」「カラスが鳴くと人が亡くなる」などと言って嫌う人がいます。


でも、私はカラスを見ると、「神武天皇」を思い浮かべます。

なぜなら熊野の八咫が神武東征の際、神武天皇の道案内をしたからです。


そして、「平家」を思い浮かべます。

八咫烏は平家の守り神「熊野神宮大社」の眷属だからです。


古代、カラスは神の使いとされました。

そして、仏教では「閻魔大王の使者」だとも、山伏の化身だとも言われています。


だから、私はカラスを見ると、いつも「良い行いをしておかないと閻魔さんに告げ口される」と思ってしまいます。


よって、カラスは嫌うべき生き物ではなく、大切にしないといけない生き物だと思っています。


そして、神社の楠木に止まっている二羽のカラスですが、どうやら赤ちゃんカラスの両親だと思います。


何らかの理由で飛べず、神社の境内に身を潜めている赤ちゃんカラスを、楠木の上から見守って、「カカカカ」と鳴きながら合図を送っているような気がします。


鼓の皮にされた両親を慕った源九郎狐が、両親のところに行けない赤ちゃんカラスを守ってあげているのでしょうか?


境内のどこかに隠れていると思うのですが、楠木に止まったまま全く身動きもしない親カラスには、ちゃんとどこにいるのかわかっているようです。


「源九郎さん。赤ちゃんカラスが早く飛べるようになって両親のところに行けるようにしてあげてください」


これから当面の私の御祈祷は、赤ちゃんカラスのことになりそうです。


                                       とよ



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