噛む事の良い副作用 | 元気村村長の 心・食・体 ブログ

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先回はカミカミダイエットについてお話ししました。


基本的には満腹感の仕組みを利用して
食事をゆっくり食べる事で
消費カロリーを少なくするというお話でしたが
今日はその続きで
カミカミダイエットの良い副作用についてお話しします。


噛むという作業は食べ物を小さく砕くという
人体における消化吸収作業の入り口でもあります。
しかし、この噛むという動作は
ただ、食べ物を砕くという単純な働きだけではなく
非常に大切な役割を持っています。


まず噛むことで唾液の分泌を助けることにつながります。
この唾液は、消化吸収にとっても大切な要素。
また唾液に含まれる酵素には発ガン性物質の
発ガン作用を消す働きがあるといわれており
癌を防ぐのにも一役買ってくれます。


また唾液には口を清潔に保ったり(細菌感染を防ぐ)
虫歯になりかけた歯の表面を修復したり(再石灰化作用)
いいことがたくさんあるのです。


また噛むという作業は脳内の血液量を増加させ、
酸素と栄養を送り大脳の働きを活発にします。
小学生でも良く噛むこと噛まない子で
学力の差が生まれることが分かっています。


また老人でも歯が無い方(良くかめない)と、
歯がしっかり残っている方とでは
認知症にかかる割合から健康状態まで
大きな差が生まれることがわかっています。


その為8020運動という、80歳になっても
20本の歯を持とうという運動が展開されています。


さらに良く噛む事であごの骨や筋肉の発達も促進し、
肩こり、首のこりの予防にもなります。
表情も豊かになりイキイキとした笑顔、元気な顔立ちを
つくってくれます。


どうですか?
ここまでいいことづくしだったら
しっかり噛んで食べたくなりますよね?


それでも習慣というのは恐ろしく
やっぱりいつもの回数くらい噛むと
飲み込んでしまいますよね・・・・・
あ、のんじゃった・・・みたいな。


ということで
良く噛んで食べるコツを次にお伝えしていきたいと思います。