小田玄紀です

 

本日、リミックスポイントの代表取締役の異動について開示を行いました。これまで1年半程の間、一人で代表取締役を務めてきましたが来月開催される定時株主総会での承認を前提として小原琢哉さんにリミックスの共同代表として参画頂くことを計画しています。

 

 早速、多数のメディアや機関投資家から問い合わせも頂いているので、この件に関してより適切な理由説明が必要かと思い、背景や考えを共有させて頂きます。

 

 まず、この6年間でリミックスという会社は大きく成長をしてきました。決算短信を見て頂ければ分かりますが、BS/PL共に非常にバランスがとれた企業になったと思います。時価総額もあがりましたが、会社の純資産も平成29年3月期15.6億円から平成30年3月期100億円と大きく上昇しています。

 

 以前は風が吹けば飛ぶような状況であり、継続疑義も付けられていましたが、今は風が吹いたらなびくものの一定の風量には耐えられるだけの事業基盤・財務基盤は構築できたと考えています。

 

 また、前期に連結で34億円の営業利益を出し、今期は100億円を超える営業利益を実現しようとしている中で、今後大事なことは継続的に収益を出し続ける組織体制を構築していくことです。そして、これからビットポイントも海外展開を強化していく中で、まさにグローバル企業並のマネジメントが求められてきます。

 

 今回、経営参画頂いた小原さんはIBMやマイクロソフトでまさにマネジメントを体現してきた方であり、今後リミックスポイントがより高いステージに進むためには小原さんにマネジメントについて禅譲した方がよいと考え、今回の判断となりました。

 

 37歳という年齢で会長になるというのはあまりに僭越で恥ずかしさを感じるところもあるので、引き続きビットポイントの方は事業開発・提携促進などに従事して、よりよいサービス創りや面白い仕掛けをプロデュースしていきます。

 

 リミックス、ビットポイント、ジャービスが面白くなってくるのはむしろこれからです!途中下車した方も、最近乗車した方も、たまに揺れることはありますが乗車することに期待と可能性、そして楽しみを感じていただける会社ではあるのかなと思っています。

 

 これからのリミックスグループの取組みにご期待ください。

 

 2018年5月29日

     小田玄紀