こんばんは。くろしばです。
本日から各部屋の要望と設計時の変遷について書いていきたいと思います。第1弾は玄関です。

玄関及び土間は、当初、以下の3点を要望に挙げていました。
◯自転車、バイク、タイヤなどを室内に格納できる土間
◯自転車をしまいやすい引戸の玄関
◯靴箱、コートかけ、傘立ての設置(シューズクローク的な場所が欲しい)


そして先生からの提案は、
「オーバーハングによる駐輪場の外部化」
となります。
(イメージです。)

「洪水対策のため、高基礎にするとスロープが急にかつ長くなり、結局はしまうのが億劫になってしまう。それなら外部に雨露が防げる空間を用意した方がいい。」とのことで、納得の採用となりました。


平面図で見ると以下のようになります。


玄関を入って左側が上がり框となり靴箱が設置されています。靴箱については、我が家が靴をそれほど持っていないこと、解放感重視の観点から腰高の低めの靴箱となっています。


(イメージです。)

また、赤丸の位置は別の所で要望していた実家と繋がる勝手口となります。
勝手口を使っても土間を通り、玄関框を上がる経路となり、実家との程よい距離感を作り出してくれています。
収納については、階段下に設けられています。

玄関土間の直上は鉄骨階段が設置され、垂直方向の解放感を演出しつつ、階段室から玄関に光を届ける設計になっています。


また、ピロティ直上は図書室を兼ねた階段の踊り場となっています。

要望を捉えつつ、玄関、土間、駐輪場(ピロティ)、階段室、そして勝手口と様々な要素を纏め上げた配置に満足しています。