この度の震災に際し、すどう美術館からの発案で誕生した

小さな小さなアートプロジェクト 「ギャッペ」

前回に引き続き、今回も第1回目のミーティングの内容から

ギャッペの活動について、紹介していきたいと思います

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先日、版画家 : 大矢雅章さんの個展において

オープニング・パーティーで行なわれた、弦楽四重奏のコンサート。

その演奏を行なった若い音楽家たちの気持ちから、

「出演料の全額を、今回の震災の被災者の方の為に使って欲しい」 との申し出がありました。

それを基金として誕生したのが、このブログで紹介している

小さなアートプロジェクト 「ギャッペ」 なのです

ギャッペの名前の由来」 について

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第1回目のミーティングでは、津波被害の大きかった現地の様子について

まず、すどう美術館から、説明がありました。

1人は、Mさん。

ごく最近、40年間住み慣れた東京から、

郷里である宮城県の大槌町に移り住む事を決め、新しくお家を建てたばかりの方です。

展覧会のオープニング・パーティーでは、いつも美味しいケーキを焼いて下さってました。

その方の家も、今回の津波で失われてしまいました。。。

もう1人は I さん。

銅板画の作家さんで、すどう美術館でも多く作品を発表されている女性です。

彼女は現在、神奈川県内に住んでいますが、田舎が宮城県の石巻で

海辺に近い親戚の多くの家が被害を受け、直後はなかなか連絡すら取れなかったそうです。

時はちょうどゴールデンウイーク後半の5月3日。

お二人とも、この休みを利用して、現地に帰っておられ、刻々と報告が入っていました。

「電話だけだったので、どこか不安だったけど、顔が見られて安心した」

そんなホッとした言葉もあったのですが。。。

「本当に、言葉も無いほど、何も無くなってしまった」

「避難所に行ってみたが、未だに、毎日ほとんどおにぎりばかり」

「電気・水道はおろか、お湯さえ沸かせない様な避難所もある」

「兎に角、みんな気力を失ってしまっている。言葉が出てこない」

などなど。。。

心の潰れそうな言葉も、たくさん、聞きました。

一同、とてもショックを受けて、どうしたら良いか益々解らなくなってしまったのも事実です。

なにか出来る事は無いのか・・・?

一体、何が出来るんだろうか・・・?

考えても、直ぐには解りません。

そんな私達に、すどう美術館からはこんな言葉がありました。

「すどう美術館としては実際に現地へ行って、何か出来ればと思ってます。

 それが展覧会の様な事なのか、ワークショップなのか、コンサートなのか…

 そう言った慰問の様な形が良いのか?画材などの物資の提供が良いのか?

 または、現金での寄付が良いのか。。。

 どういった形が良いのか、どういった形なら出来るのか?

 これから、それを一緒に考えていってほしいんです。。。」

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この秋10月頃には、先ずはの行動を起こしたい!

具体的には、その行動のための 「基金を積み立てること」 を目標として、

すどう美術館から、2つの企画の提案がありました。

次回は、その企画について、ご紹介していきたいと思っています。。。

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