新学期が始まりますね。


息子にとっても、私達親にとっても長い日々が始まります。

とうとう高校三年生でいよいよ受験に向かいはじめるのです。

部活も運動部で少なくともゴールデンウィーク明けまではあるようで息子も人並みに高校生活してるようで何より

しかし我が息子…色恋沙汰が薄い!

春休み中も男友達とは出掛けていましたが

どうも女の子とは…


色恋沙汰だけでなく

何とか釣りバカにしようとしてみたんですが、

とうとう、釣りには興味を持ってくれませんでした。

コレはただ単純に「私とはタイプが違う」だけでしょうね。

小さい頃に幾度か渓流に、海のちょい投げに連出してはいたんですよ。
それなりに楽しかったとは言ってくれますが
やはり私とは人種が違うので
きっと息子は息子で自分の世界を創り上げていくのでしょう。
体格からしても全くの別人種で
私が184cm100kg
息子が169cm65kg
各パーツを見てみると確かに私に似ていますが
思い切り妻寄りですね。
しかしながら、数字と物理で物事を捉えるのは私のイズムが入ったようです。
近頃は「料理男子」を意識しているようで
単純かつ技量の差が出る「粉吹き芋」や「すまし汁」や「味噌汁」を理屈から教えていまして
妻と私の帰りが遅いのもあり晩ごはんも自前でつくれるようになってきました。
私みたいに母が看護師、父が家に帰らないから強制的に料理を覚えたのではなく
料理が楽しいと思い、私が常々息子に話す「料理は科学だ」が面白いようです。

私は「叱らない育児」「殴らない育児」には反対の立場で、叱らなくて済む聡しい子供なら叱らなくて良いと思いますし、必要ない時に手を出すのは良くないと思います。
公共の場等でチンパンジーか駄犬のように走り回り人様にご迷惑をおかけしてるのに止めない親には苦言を申し上げたいだけですので
「コレは今手を出さないと駄目だ」と思ったら手を出し、
「コレは今、真剣に叱らないと」と思ったら真剣に叱ってきました。
自分の気晴らしの為に叱ったり手を出した事はありません。
娘には県外に引越す道中で「オトンが泣きながら私を叩くのを見てキッチリ反省できたし、どうしたら叱られないかより、どうしたら正しいのか考えられるようになったよ。」と言っていただけました。
そして、この2年間は息子を叱ることも、叩く事も無くなりました。
私達、親が思うより育ってるんですね…
もう、子供とは言えなくなってきたなぁ。
私が常々話した「なりたい自分になる努力」してるんだな。
頑張らなくていいから諦めないでほしいな。

春に想うオヤジでした。