今日は奈良へ!


1.続々・高砂市と黒田官兵衛と


奈良は桓武天皇が遷都するまで都があった歴史のある街であることは言わずもがな。でも、我らが播磨も負けてはいません。司馬遼太郎著「播磨灘物語」でも「石の宝殿」が奈良朝より古いものであること、言い換えれば播磨平野の歴史が古いことについて書いてます。この石の宝殿があるのが、高砂の方なら知らない人はいないと思いますが、生石神社です。


そして、この生石神社は秀吉によって、一度焼き討ちにされています。このことは、生石神社のホームページ
にも書いてあります。少し勝手に引用させていただくと、


三木城攻路の折神吉城も落さんとして當神社を陣所に貸与せよとの申出に対し、兄の城を攻める〔時の宮司は神吉城主の弟〕陣所には貸さぬと拒否したるため、秀吉の怒に触れて焼き撃に逢い、そのため神社伝来の凡てが一瞬にして灰燼に帰したのである。」


高砂市議会議員 中西かずとも オフィシャルブログ

黒田官兵衛はどこに出てくるの?というツッコミは止めてくだされ・・・秀吉軍が焼討したから関係がある(はず)ということで・・・


(一応、「完」)


なお、先日書いた高砂城の攻防 について真実性について疑問する声、あるいは「こじつけ」ではないかとする声が寄せられたので、一応、出典について書いておきます。


①「播州太平記」(江戸時代の書物、後述の「別所一族の興亡の付録となっています。同付録では170~172頁)


②福本錦嶺著「探訪 三木合戦」三木市観光協会刊 7頁


③橘川真一・西川卓男著「別所一族の興亡」79~80頁


②と③については高砂市立図書館 にもあるので、ぜひ高砂市立図書館に行って、ご覧くださいね!(←建物は古いが蔵書はかなり良い&検索も機械でできるようになりました。)



2.出版記念パーティー
夕方からは奈良ロイヤルホテルで開かれた大学院時代の恩師の出版記念パーティーに出席させて頂きました。奥田昌道元最高裁判事など少なく見て300人が出席されておられたか・・・先生の人徳であると思います。


パーティー終了後、同窓生二人(二人とも弁護士になっている)とコーヒーを飲みながら談笑。ロースクール時代の思い出話に花を咲かせ、先生の偉大さをあらためて感じる。仰げば尊しわが師の恩です。


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